「こうもり」公演終了

こうもり.jpg
二日間(7/20・21)の「こうもり」公演を終えた。7/19夜と7/20昼に各ゲネプロを行ったので三日間で全曲を4回演奏したことになる。各公演には多くの方々に聴きに来ていただいた。声楽ソリストの方々の見事な歌唱/演技は聴衆の方々に十分楽しんでいただけたと思う。

私自身も、馴染み深い「こうもり」ということで、時々舞台も見ながら存分に楽しませていただいた。そして今回あらためて感じたことは、ヨハン・シュトラウスによる場面、状況、役の心理などに合わせて付けられた音楽の素晴らしさ。オペレッタならではの(本心ではない)大げさな悲しみの表現、心浮き立つ歓喜の表出などなど、演奏していても楽しい曲ばかり。つくづく、音楽というものは楽しくなければ、と思う。

しかし、今回の終演後これまでになくひじょうに疲れたことも事実(歳のせいか)。翌日になっても頭の疲れが回復しない・・・。
とにかく、オペラというのは普通のオケの曲とは違い、最初から終わりまであちこちに気を遣っている必要があり、極度の緊張が連続する。
曲間にセリフが入ったりするものの、次の曲の出だしのタイミングにも注意が必要で、リハーサルでは油断していて何回か乗り遅れたことがあった。そして曲が始まったら、指揮者とコンマス(今回はあまり見えず困った)を視界に入れながら、特に歌、他の楽器を聴きつつ、頻繁に変わるテンポ(特に変わり目、小節内/外での伸び縮み、加速/減速)、拍子(いくつ振りか)、ダイナミクスなどを考慮に入れた情報/楽譜をリアルタイムで処理、演奏に変換しなければならず、楽器の演奏技術のみならず視覚/聴覚を通じた脳の情報処理能力を問われることとなる。

オケとして大きな事故がなかったのは良かったが、小さな(?)事故は頻発し、私自身、油断して落ちたのが1回、飛び出したのが2回、ほか音ヌケ/ズレが数回という結果、とはいえ大きなミスはなく何とか2回の本番を終えることができた。録音を聴いてみなければわからないが、一応水準程度の恥ずかしくない演奏はできたのではと思っている。

そして息つくヒマもなく、週末と来週水曜の今月あと2回の本番が予定されている。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント