「こうもり」練習開始

7月下旬のオペラ本番に向けて練習が始まった。今回は歌合わせが一回(!)しかないらしく、あとはすべてオーケストラだけの練習となる。昨年の11月には、序曲以外は手書きのパート譜(Kalmus版?)が配信され、同時に配信されたスコア(Peters版、ただしEulenburg版のリプリント)に内容を合わせるように、および練習番号を記入しておくようにとの指示があった。
とりあえず、ダウンロードして製本をまず行う。今回は少し厚い紙にコピーしてリング製本を依頼。
https://zauberfloete.at.webry.info/201811/article_10.html
次に、練習番号と小節番号の記入、スコアとの異同のチェック作業。
私はオイレンブルク版の小型スコアを持っているので、
https://en.schott-music.com/shop/die-fledermaus-no47140.html?___SID=U
それを参照しながら作業しようとしたのだが、配信されたペータース版とは小節番号の振り方が異なっており(練習番号記入のための小節番号はペータース版準拠)、練習番号と小節番号を記入するだけでも一仕事。
さらに、スコアとの突き合わせチェックを行ったところ、各ページに少なくとも3~4箇所は異なる点が存在し、それを修正するだけで膨大な時間を費やした。スラーやスタッカート、ダイナミクス、アクセント記号などの違いはもちろん、音(音程)の違いやパート譜には書かれていない音符なども数箇所あり、全体でみるとかなりの相違があったと言わざるを得ない。
とにかくそのような作業を経て一応パート譜を完成させてから、次に行ったのは(スコアではなく)パート譜を見ながら録音を聴いて、入りが危なそうな箇所にガイド等を記入する作業。プッチーニなどのような難しさはないとはいえ、やはり歌に合わせた伸び縮みは少なからず存在するため油断ならない。
最後は技術的に難しそうな箇所の(楽器の)練習。「こうもり」の場合、それほど技術的に難易度の高いフレーズ等はないが、一部モルデント等に厄介なところがある。
さらに次の段階としては、各曲の対訳/内容を頭に入れた上で、録音を聴いて楽曲をある程度覚える必要があるのだろうが、だいたいは分かっていても隅々まではまだ不十分な箇所もある、といった段階・・・。

ということで今日の初練習。第二幕始めくらいまでだったが、落ちた箇所も一部あったもののほとんど事故もなく無事終了する。声楽抜きの練習とはいえ、やはり普通のオケの曲とは違い、いろいろ想像できるので演奏していてとにかく楽しめることは事実。
まだまだ先が長いのでじっくり取り組んでいきたいと思う。

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