カラヤン/新世界~BPhデジタル・コンサートホール5~

デジタル・コンサートホールでカラヤンの「新世界」を観た。アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督によるモノクロ映像で、1966年1月2日のクレジットがある。
普段着(?)のカラヤンをオケが取り囲むような配置。大編成のオケでコントラバスは10人。カラヤンこの時58歳、ひじょうに精悍でエネルギッシュな指揮ぶり。眼は閉じているものの、拍/拍子、ダイナミクス、表情など、きっちりと分かりやすく丁寧に、しかし思い切りも良く常に前進する音楽づくりとなっている。名演と言うべきだろう。特に第三楽章、トリオ(?)の前後などテンポの落とし方/戻し方などは見事な指揮ぶりだった。
オケはコンマス:シュヴァルベ、トップサイド:シュピーラー、2プルト以降はギーゼラーくらいしか確認できなかった。2ndVn:マース、ヴィオラ:カッポーネ、土屋、チェロ:ボルヴィツキ、シュタイナー、マヨウスキほか、コントラバス:ツェペリッツ、ヴィット、木管はデムラー(たぶん)、シュタインス、ライスター、ブラウン、ホルン:ザイフェルト、シェフリッヒ、クリエールほか計8名、トランペット:アイヒラー、ヴェーゼニクほか、トロンボーン:ドムス、ドゥーゼ=ウテシュほか。第二楽章のコーラングレ・ソロはシュテムプニクがライスターとブラウンの間で吹いている。

映像的には、木管前列向かって右がフルート、左にオーボエなどというカットがあったり、クラリネットのトップをシュテールが吹いていたり、オーボエの1アシにコッホがいたりと例によって一貫性がなかったりする。
まあ、そうしたことを別にすれば懐かしい顔ぶれが少なくなく、ザイフェルトなど最初は誰だかわからないほど別人で、ファゴットのブラウンの映像も貴重なもの。フルートはおそらくデムラーだと思う。

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