ペトレンコ/R.シュトラウス&ベートーヴェン~BPhデジタル・コンサートホール2~

キリル・ペトレンコ指揮、2018/19年シーズン開幕コンサートの模様。前半はリヒャルト・シュトラウス:「ドン・ファン」、「死と変容」、後半はベートーヴェン:交響曲第7番というプログラム(「ドン・ファン」とベートーヴェンのみ視聴)。
「ドン・ファン」、ペトレンコは比較的にこやかな表情で指揮を始めるが、オケは異様な緊張に包まれており、コンマスの樫本やオーボエのマイヤーなどは顕著にそのことが感じられた。
ペトレンコは的確/正確な指示はもちろん、全体を包み込むような指揮ぶり。音楽はどちらかというと温かみがありながら、劇的でもあり名演だった。
ベートーヴェンになると、オケ全体の表情がいっぺんにほぐれたというか、緊張から解放されていたような雰囲気になっていたことが興味深かった。
基本的にはオーソドックスな解釈ではあったが、弱音を活かしつつキメ細かいところまで目が行き届いており、特に第二楽章のフレーズの作り方や第四楽章での楽器間のバランスには細かい工夫が見られた。全般的に、テンポの緩急とそれに伴う音楽の流れがひじょうに自然でかつ巧みな盛り上げ方が印象的だった。
オケはコンマス:樫本、木管:パユ、マイヤー、フックス、シュヴァイゲルト、ホルン:ドール、サラほか、トランペットは新首席のイェール、さすがに素晴らしい演奏だった。

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