秋の演奏会(その2)終了

前日に続き、この秋2回目の演奏会を終えた(11/4)。多くの方々に聴きに来ていただいた。あらためて感謝の意を表したい。曲目は下記の通り。
○モーツァルト:歌劇「劇場支配人」序曲
○ベートーヴェン:ピア協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」
○ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調
初めて演奏した「皇帝」は、なかなかやり甲斐がある曲で、あらためて名曲であることを実感させられた。私自身、ソロなどは特に取りこぼすことはなかったものの、第1楽章最後に近い549小節のアウフタクト、楽譜には四分音符が書いてあるのだが、(ピアノと同じ)八分音符だったような気がして迷っている間に音が抜けてしまったことが悔やまれる。
全体として、オケにやや乱れがあったとはいえ、ソリスト(五味田恵理子さん)は、力強く しかし繊細で スケールの大きい音楽を聴かせてくれた。ピアノの音色も 強靭で華やかさも併せ持つ素晴らしいものだったと思う。アンコールはシューマン/リスト:「献呈」。「皇帝」の後にぴったりの曲で見事な効果をあげていた。

後半のシンフォニーでは「皇帝」が終わって緊張が緩んだせいか、いきなり序奏のキザミの拍を間違えたり、第三楽章中間部でリピートを忘れてほとんど落ちたりと凡ミスが相次いだ。
今回の反省点としては、上記の注意散漫に加え、練習の時に落ちたりミスったりした箇所(難易度は高くない)は本番でもまた失敗するのではないかという強迫観念に何度も襲われたこと。簡単なところを練習で間違えるということがそもそもあってはならないのだが・・・。
しかし、練習では一度も間違えたことがなかった箇所を本番でミスったり、逆にリハーサル時に初めてミスった箇所は本番で慎重になり失敗しないで済んだ、ということもこれまで何回か経験している。

あと、今回初めて本番用にスタンドを持参した。オペラのピットでは使ったことがあったのだが、ステージ上では初めて(紀尾井ホールは備品として用意される)。「皇帝」の終楽章に20小節以上の長い休みが頻出する(最長49小節)ので試しに使ってみた。結論として、楽器が手離れするのはラクではあるが、往復の荷物となることを考えるとそれほどのメリットがあるとも言えない。「幻想」のようにまるまる一楽章全部休みとか、オペラのような場合には有効だと思うが。その意味でバッハのカンタータはレチタティーヴォほか出番のない曲が少なくないのだが、ステージが極端に狭いためスタンドの置き場所がないという別の問題があったりする。

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