最近読んだ本 2018/10

●「おとなのための動物行動学入門」今福道夫著(昭和堂/2018.8)
著者は日高敏隆門下、とはいえ竹内久美子女史とは全く異なる語り口。内容的には興味深い話が多かった。2050年前後以降の地球の将来の見方に関してはあまり楽観的ではない。

●「音大生のキャリア戦略」ドーン・ベネット編著/久保田慶一訳(春秋社/2018.7)
「音楽の世界でこれから生き抜いてゆく君へ」というサブタイトルが付いている。音大カリキュラムにエンプロイアビリティ(employability)という考えを浸透させたいという編著者の方向性の下、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ヨーロッパなどのケースを紹介しつつ、音大生の備えるべき能力について論じられている。

●「自分が高齢になるということ」和田秀樹著(新講社/2018.6)
著者は高齢者専門の精神科医。「人はボケる」という前提に立ち、それにどううまく向き合っていくかについて語られている。ボケにはある意味幸せな側面もあるし、認知症より鬱になる方が辛い、ボケようがボケまいが、人生は自分が楽しかったり幸せだと感じることが大切などなど、現場を経験した著者による前向きな生き方指南。

●「気付くのが遅すぎて」酒井順子著(講談社文庫/2017.11)
「週刊現代」に連載していたエッセイの文庫本化。既に単行本を読んでいたのだが、読み終わるまで以前に読んだことに気付かなかった。
https://zauberfloete.at.webry.info/201511/article_22.html

●「すごいトシヨリBOOK~トシをとると楽しみがふえる~」池内紀著(毎日新聞出版/2017.8)
池内先生による「老人になって気づいたことを記録することで発見した、自分なりの’楽しく老いる秘訣’」。お金、病、自立、楽しみ、日常、旅、死などについて語られる。老いとは寄り添い、病には連れ添い、医者は限定する、など自然に生きようとする点は、五木氏をはじめ、いろいろな先生が言っていることと共通する。

●「教養としてのバッハ~生涯・時代・音楽を学ぶ14講~」礒山雅、久保田慶一、佐藤真一編著(アルテスパブリッシング/2012.3)
バッハの音楽はもちろん、17世紀末から18世紀前半のドイツ、ルターとコラール、18世紀のドイツの言語と文化など、バッハを知るための有益な情報も多く勉強になった。

●「LPレコードに潜む謎」山口克巳著(誠文堂新光社/2011.10)
著者はデザイナー/デザイン関連の人らしいが、内容的にはオーディオ的というかレコードのカッティングの違いがもたらす音質の違い等について述べられている。クラシックはじめ特にジャズに関してはかなりマニアック。

●「音楽演奏の社会史~よみがえる過去の音楽~」大崎滋生著(東京書籍/1993.9)
以前に読んだ本ではあるのだが、ちょっと読み返したいところがあったので再読した。
https://zauberfloete.at.webry.info/201303/article_18.html
私は図書館を自分の本棚のように使っているが、この本は自分で持っているべき本なのかも知れない。

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