カラヤン/こうもり

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J.シュトラウスの「こうもり」はおそらく実演で観た回数の最も多いオペラ/オペレッタで、大好き、そして良く知っている作品の一つ。クライバー/バイエルンの映像が出てからはそればかりを試聴することとなってしまったが、全曲録音はカラヤン(古い方)とプレヴィンの2種類しか持っていない。
https://zauberfloete.at.webry.info/201202/article_10.html
ビデオの録画ではヴェルザー・メスト=ウィーン国立歌劇場とあともう一つくらいあったような気がするが・・・。
さて、久しぶりにカラヤンの「こうもり」全曲をスコアを参照しながら聴いてみた。声楽ソリストは下記の通り。
○ロザリンデ:エリーザベルト・シュヴァルツコップ
○アデーレ:リタ・シュトライヒ
○アイゼンシュタイン:ニコライ・ゲッダ
○アルフレート:ヘルムート・クレブス
○ファルケ:エーリヒ・クンツ
○オルロフスキー:ルドルフ・クリスト
○フランク:カール・デンフ
○ブリント:エーリヒ・マイクート
○フロッシュ:フランツ・ベーアイム
○イーダ:ルイゼ・マルティーニ
○管弦楽・合唱:フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
○指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
○録音:1955年4月/ロンドン、キングズウェイ・ホール
私が持っているのは1988年のリマスタリング盤(もちろんモノラル)で、その後発売されたリマスター盤とは比べていないが、鑑賞には差し支えない音質。
あらためて聴いてみて感じることはやはりカラヤンの巧さ。単にテンポが速いというだけではなく、自然な流れの緩急を見事に付けていく。オケ(特に管楽器)の音色には不満はあるが、これ以上生き生きとした演奏はクライバーを除いてないのではないか。そして何よりシュヴァルツコプフの存在感。貫禄という以上に素晴らしい歌唱を聴かせる。アデーレ役のシュトライヒも何とも魅力的。アイゼンシュタインのゲッダやファルケのクンツも立派だが女性陣に比べるとやや弱さを感じる。あと、オルロフスキーは女声に慣れてしまっているとどうしても違和感を感じる。
今となってはある意味「懐かしさ」を感じる演奏ではあるが、逆に現代の演奏からでは得られないものを持っていると言えるとも思う。

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