ギュンター・ピースク氏ご逝去

ベルリン・フィルのHPでピースク氏のご逝去が報じられている。
https://www.berliner-philharmoniker.de/en/news/detail/guenter-piesk-obituary/
ピースク氏は1921年ゲルリッツ生まれ、1947年ベルリン・フィル入団(2nd奏者)、1956年からコントラファゴット奏者兼務(1957年の来日公演ではコントラファゴットを吹いている)
https://www.youtube.com/watch?v=qj5Et_GmK_U
1962年から1987年まで首席奏者、その後、オーケストラ・アカデミーやベルリン芸術大学で教鞭をとる。

私がピースク氏の演奏で忘れられないのは1973年のカラヤン=ベルリン・フィル来日公演。ベートーヴェン第5での美しく強靭で暗く深く柔らかな音色はそれまでのファゴットの音色の概念を覆すものだった。
https://zauberfloete.at.webry.info/200610/article_29.html
それ以来、私の理想の音色=ピースク氏の音色ということで、私にとっての神様であり続けている。
その後、ピースク氏の演奏を聴いたのは下記の2回、どちらも名演だった。
1977年カラヤン=ベルリン・フィル演奏会(普門館)/第九
1979年ベルリン・フィル管楽合奏団(文化会館)/13管楽器のためのセレナーデほか

そして、ピースク氏がソロ奏者としてクレジットされた録音は意外に少なく、下記の数点しかない。
○モーツァルト:管楽器のための協奏交響曲変ホ長調/ベーム=ベルリン・フィル(DG/1966)
○ベートーヴェン:ピアノと管楽器のための五重奏曲変ホ長調/デムス、コッホ、ライスター、ザイフェルト(DG/1969)
○ベルリン・フィル首席奏者たちによる管楽アンサンブル(DG/1970)
https://zauberfloete.at.webry.info/201306/article_18.html
○モーツァルト:管楽器のための協奏交響曲変ホ長調/カラヤン=ベルリン・フィル(TESTAMENT/1970)
https://zauberfloete.at.webry.info/201301/article_22.html
○モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調/カラヤン=ベルリン・フィル(EMI/1971)
○モーツァルト:13管楽器のためのセレナーデ変ロ長調/ベルリン・フィル管楽合奏団(DG/1980・81)
その他には、1980年代後半にOrfeoに録音したモーツァルト:K375、K388などのセレナーデ/ディヴェルティメントなど。

さらに、映像ソフト(すべてカラヤン指揮)では、
1977年12月31日:第九
1983年11月20日:アルプス交響曲
https://zauberfloete.at.webry.info/200605/article_5.html
1984年4月:英雄
https://zauberfloete.at.webry.info/200701/article_13.html
などでピースクの名演を聴くことができる。

謹んでご冥福をお祈りしたい。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック