最近読んだ本 2018/7

7月に読んだ本は前月以上に少なかった。オペラ公演や演奏会などで忙しかったせいもあるが、図書館に予約してある本の順番があまりまわってこなかったことにもよる。
それ以上に、最近は特に読みたいと思う本があまりない。新聞や週刊誌の推薦本の記事なども参照はしているが、「宮崎美子のすずらん本屋堂」のような番組もなくなってしまったので、自分で探すしかない。
とはいえ、以前のように書店の店頭で実際に手に取って見るという機会も激減しており、ほとんどが図書館の新着情報で書名と著者名だけを頼りに予約しているというのが実情。図書館に行って初めて実際にその本を見ることになる。
そんな中で、読んだばかりの柚木麻子著「名作なんかこわくない」は、世界の名作のレビュー集で、著者の視点を通した各作品の核心がまとめられており、「読んでみたい」と思わせるパワーを持っている。
書評にしてもCD等の演奏評にしても、自分の信頼できる(自分の感性に近い/感性が共感できる)評者の言うことに従うのが間違いない。


●「バルトーク音楽論選」 ベーラ・バルトーク 著、伊東信宏、太田 峰夫訳 (ちくま学芸文庫/2018.6)
民俗音楽研究者としての顔を持つバルトークが採集した民俗音楽がその楽譜と共に紹介されており、民族音楽はエスニックなものというより、現代の音楽において、文化遺産にあたるという芸術論が展開されている。

●「マサカの時代」五木寛之著(新潮新書/2018.4)
週刊新潮や日刊ゲンダイに連載されたエッセイ集。常識もルールも通用しない時代をどう生き抜くか、五木氏ならでは一歩引いた(?)視点からのヒント集。

●「名作なんかこわくない」柚木麻子著(PHP研究所/2017.12)
著者独自の語り口による「世界名作劇場」。フランス、日本、イギリス、アメリカ各文学から57作品を採り上げられている。

●「生涯一度は行きたい春夏秋冬の絶景駅100選」越信行著(山と渓谷社/2017.11)
駅旅写真家として全国約4500の駅を撮影してきたという著者が選んだ四季ごとの美しい風景。行ったことのない駅ばかり、通過したことのある駅ですらごくわずか。つくづく日本は広い国だと思う。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック