「サイモン・ラトルとベルリン・フィル~16年の軌跡~」

録画しておいた「プレミアムシアター」の前半を観た。今回はラトル=ベルリン・フィル特集。第一部はドキュメンタリー「サイモン・ラトルとベルリン・フィル~16年の軌跡~」(2017年 ドイツ)。
ラトル自身へのインタビュー、楽員たち(ハンター、ゲッツ=トイチュ、マニンガー、ヘラー、ケリー、ザイファース、ヴァレンドルフ、ゼーガースなど)のラトルに関する話で構成されている。楽員たちの意見に共通していたのは、「紳士だが変わっている」人ということではあったが、オケと指揮者の関係はそう悪くはないような印象を受けた。が、番組の中で、「アバドの時と同様、辞任が決まってから急に関係が良くなった」、という話もあり、やはりいろいろな確執があったのではと想像される。
楽員ひとりひとりの話はひじょうに興味深いものがあったが、最も古い楽員であるゲッツ=トイチュの「昔はカラヤンとシュトレーゼマン(インテンダント)の二人が完全に主導権を握っていた」という話はなるほどと思った。
番組の最後にラトル自身が語っていた、「どんな人間になるかは生き方次第です。(中略)我々は音楽のために生きるわけではない。よりよく生きるために音楽があるのです。」という言葉が印象的だった。

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