「カルメン」公演終了

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二日間(7/21・22)の「カルメン」公演を終えた。7/20の夜と7/21昼に各ゲネプロ(7/21は公開)を行ったので三日間で全曲を4回演奏したことになる。各公演には暑さの中、多くの方々に聴きに来ていただいた。

声楽ソリストの方々の見事な歌唱/演技は、聴衆の方々に十分楽しんでいただけたと思うが、合唱団、オケも微力ながら貢献できたのではないかと思っている。そして今回特筆すべきは小学生たちによる児童合唱。歌唱、表情/演技とも、一生懸命、元気いっぱい、若さ(?)全開の本当に感動的なもので、「元気をもらう」とはこのようなことなのかとあらためて思った。

「カルメン」は楽譜が難しい上に、調性、拍子/いくつ振りか、テンポ、音部記号(テナー/ヘ音記号)などが頻繁かつ小節内でも変わるので、特にテンポが速い場合 一瞬のうちにそれらを判断せねばならず、楽譜から目が離せない上に、それ以上に指揮者からも目を離せない。
ということで少しでも気を許すと、落ちたり飛び出したり迷子になったりすることになる。実際、初日の本番ではその前にゲネプロが行われ、疲れて緊張が持続できなかったせいもあり、第二幕の前奏曲の終盤でのソロを落ちるという(普通では絶対ありえない)失態を演じることとなった。他にもそれほど目立たなかったとは思うが、飛び出したり、出し損ねなど細かい事故が少なからず起きてしまった。さらに、「ジプシーの踊り」後半の高音域での八分音符のキザミは、直前にかなり練習したにもかかわらず上手く演奏できなかったことも事実。

とはいえ、反省点は多くあるものの、やはりオペラは文句なく楽しい。
今回の指揮者の方は、レチタティーヴォや歌のフレーズ/伸び縮みなどの変化に対しひじょうに的確で見やすい棒を振って下さるのだが、一方で、アグレッシブで情熱的、何が起こるかわからない即興性も併せ持っている。その意味でひじょうにスリリングであり、緊張感を保てていれば本当に楽しく充実した演奏ができる。一部、緊張感に欠ける場面があったものの、総じてオペラを演奏する楽しさや充実感を十分味わうことができた。このような経験(普通のオケの演奏会では経験できない)ができるということは本当に幸せなことだとあらためて思わずにいられない。毎年感じることだが、体験可能な活動として、これに勝る楽しく贅沢で素晴らしいものはおそらく他にはないと思う。

このところ毎年、オペラ公演が終わってしまうと夏も終わり、のような感じがしていたが、今年の夏は異常に暑く、まだまだ終わりそうにない。今週末には次の演奏会が控えている。

以下余談だが、今回のホールの冷房は半端なく寒かった。地獄の体育館練習の時の気温はおそらく40℃近かったと思うのだが、
http://zauberfloete.at.webry.info/201807/article_8.html
ホール内は体感でおそらく約20℃、身体にも悪いが楽器はすっかり冷え切って、ジョイントもややガタつくほど・・・。外が異常な暑さのためホール内も強い冷房にしているとは思うのだが、今回は演奏していても上着が欲しいほどだった。

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