ベルリン・フィル/ヨーロッパ・コンサート2018 in バイロイト

録画しておいた「プレミアムシアター」を観た。今回はベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート2018 in バイロイト。歴史を感じさせる美しい歌劇場だった。曲目等は下記の通り。
○ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番作品72
○ワーグナー:ウェーゼンドンクの五つの詩
○ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調作品60
○ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲 (アンコール)

○ソプラノ:エヴァ・マリア・ウェストブレーク
○管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
○指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
○収録:2018年5月1日/バイロイト辺境伯歌劇場

パーヴォはN響でも見慣れているが、相手がベルリン・フィルといえども、しっかりと自分の意図を徹底させていたように思う。ベートーヴェンは基本的にはドイツ・カンマーフィルでのアプローチと同様。
http://zauberfloete.at.webry.info/201211/article_12.html
とはいえ、ベルリン・フィルはベルリン・フィルで、その精度の高さと重心の低さでやはり独自の存在感があった。4番第一楽章(223、227小節)の装飾音の付け方が弦と管で異なっていた点、終楽章提示部の繰り返しを抜けた弦楽器だけの16分音符が続く箇所を敢えて加速させる点などを除けば、特に気になった箇所はなかったが、全曲を通じ音楽は生き生きと躍動感に富んだ名演だったと思う。
ベルリン・フィル、コンマスは樫本、トップサイドはディンカ、ヴィオラは珍しくズーチスとグロスの二人が並んで弾いていた。管は、デュフォー、マイヤー、フックス、ダミアーノ、ホルン:ドール&サラ。
(以下余談)
○「レオノーレ」ではジュストが3番を吹いていたが、現在の3番ホルンはイェツィルスキーとあと誰なのだろうか。団員募集中パートは「高い」ホルンと「低い」ホルンとなっている。
https://www.berliner-philharmoniker.de/offene-stellen/
○ダミアーノは4番の前半と後半でリードを替えていた(3,4楽章とレオノーレが同じリードのようだった)。「悲愴」のような曲であれば理解できるのだが。
○オーボエのマイヤーもそうだが、フルートのデュフォーも吹いている時の緊張感がかなり表情に出る。緊張感というよりただのクセなのかも知れないが、眉の動きなどは完璧に吹くための必須のものなのかも知れないとも思う。

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