オペラ初練習

今年の夏のオペラは「カルメン」。本格的な練習は5月から始まるのだが、初回の顔合わせ/練習があった。
「カルメン」組曲はもちろん知っているが、オペラ全曲はクライバーのDVDを持っているとはいえ、ほとんど初心者。スコアも揃えて少しずつ勉強してはいたが、練習の方はほとんどできていなかった。
「カルメン」の場合、レチタティーヴォとアリアが一応別になっているので、プッチーニのような難しさはあまりないとは思っていたが、それはともかく、楽譜通り演奏するのがまず難しい。
練習不足だったせいもあるが、途中で落ちて居場所を見失ったり、まったく指が回らずタンギングも追いつかずなどさんざんの出来だった・・。
調、拍子、テンポ等が頻繁に変わるので、基本的なことではあるが、指揮者の棒から目を離さず、今は何調で、何拍子、指揮者はいくつで振っているか、などを常に認識していなければならない。
さらに、今回要注意なのはテナー記号。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%83%A8%E8%A8%98%E5%8F%B7
ビゼーの「アルルの女」第一組曲「前奏曲」でのファゴットのテナー記号の使い方は有名(普通ではあり得ない低音までテナー記号で書いてある)だが、「カルメン」でのテナー記号の使い方は半端ではない。一段の中でテナー記号/ヘ音記号が2~3回変わっていたり、特に高い音でもないのにテナー記号を使ったり、同じ音を弾いているチェロはヘ音記号なのにファゴットはテナー記号で書いてあったりする。とにかく全体の半分以上がテナー記号のような感じで、下(第一線から下)の方は慣れていないし、五線の中でもテンポが速く調号がたくさんついていたりすると瞬時の読み替えができなくなる。また、テナー記号と気付かずにヘ音記号で吹いてしまった箇所が何箇所かあった。

ということで、指揮者の棒を視界に入れながら、今、何調で、テナー記号かヘ音記号か、何拍子/いくつで振っているか、さらに歌が一緒の場合はその歌詞/意味などを瞬時に認識/確認した上で、それからやっと「演奏/表現」に入ることになる。まったく、オペラというのは難しい。とはいえやりがいもあり面白いことも事実なので、しっかり練習しておきたいと思う。

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