「熊谷守一~生きるよろこび~」

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「没後40年 熊谷守一~生きるよろこび~」展を観た(東京国立近代美術館)。
http://kumagai2017.exhn.jp/
熊谷守一(1880~1977)の初期から晩年までを辿る回顧展で、200点以上の作品はどれも素晴らしく、想像以上に見応えがあった。
熊谷といえば、ユーモラスで簡素なタッチによる猫などの動物の絵を思い浮かべてしまうが、作品を観ているうちに、「陽が死んだ日」、「ヤキバノカエリ」なども熊谷の作品であったことをあらためて思い出した。
初期の作品はどれも暗い色調だが、次第に作風を変えていく過程が興味深かった。風景画はどれも簡素ながら美しい色彩で、私は観た瞬間にセリュジェを想起したのだが、解説を読むとやはり、マティス、ゴーギャン、ドランなどと並んでセリュジェの影響を受けているとのことだった。
赤の線によるフチどりはその後も引き継がれ、その作風の特徴的なものになっていく。猫や牛、馬、ウサギなどを描いた一連の絵は明るく、ユーモアに富み親しみやすいものばかりだった。

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