NHK音楽祭2017/ペトレンコ=バイエルン国立歌劇場管弦楽団

録画しておいた「プレミアムシアター」をやっと観た。NHK音楽祭2017でのキリル・ペトレンコ=バイエルン国立歌劇場管弦楽団演奏会。曲目等は下記の通り。
●マーラー:「こどもの不思議な角笛」から
「ラインの伝説」、「トランペットが美しく鳴り響く所」、「浮き世の生活」、「原光」、「むだな骨折り」、「死んだ鼓手」、「少年鼓手」/マティアス・ゲルネ
●ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕(演奏会形式)
○ジークムント:クラウス・フロリアン・フォークト
○ジークリンデ:エレーナ・バンクラトヴァ
○フンディング:ゲオルク・ツェッペンフェルト
○管弦楽:バイエルン国立歌劇場管弦楽団
○指揮キリル・ペトレンコ
○収録:2017年10月1日/NHKホール
初来日のペトレンコ、youtubeなどでその指揮ぶりはある程度見ていたものの、実際にじっくり見てみると、実に丁寧/繊細で、配慮が隅々まで行き届き、わかりやすく、そしてクライバーとはまた別のやり方で音楽を体現している人であることを実感した。ダイナミクスの幅も大きく、緩急の付け方も巧みだが、その移行や流れが極めて自然であるということが特筆すべき点だと思う。
ゲルネのマーラーも説得力のある素晴らしい歌唱だったが、それ以上にフォークトの歌は圧倒的に見事なものだった。ジークリンデを歌ったバンクラトヴァ(優れた歌唱だった)は、「タンホイザー」ではヴェーヌスを歌ったようだが、アンネッテ・ダッシュのジークリンデもぜひ聴いてみたかった。
なお、ツェッペンフェルトはザルツブルク音楽祭2017の「ワルキューレ」でもフンディングを歌っていた。
http://zauberfloete.at.webry.info/201706/article_7.html
今回は声楽が主役の作品ばかりだったので、ペトレンコには今後、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどを指揮して欲しいと思う。果たしてどのような音楽を聴かせてくれるのだろうか。

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