「北斎とジャポニスム」展

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「北斎とジャポニスム」展を観た(国立西洋美術館)。
北斎が西洋美術に与えた影響を「北斎とジャポニスム」という観点から再構成した企画。モネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンをふくめた西洋の名作約220点と、北斎の錦絵約40点、版本約70点の計約110点の展示。
すべてが北斎の作品との対比という観点から展示されており、皿や花器の図案としてそのまま引用されたものから、北斎漫画などの人体ポーズを参考にしたもの、錦絵等の構図からヒントを得たものなどなど、レベルは様々。中でもやはり「神奈川沖浪裏」に刺激された作品は、先の日曜美術館でも紹介されたカミーユ・クローデルの「波」始め少なくなく、そのインパクトの大きさを象徴しているようでもあった。
いずれにしても、北斎が西洋美術に与えた影響というのは、我々が考えるよりはるかに大きなものだったのだろう。

少し時間があったので、久しぶりに常設展を観た。普段、常設展にある作品(モネ:「舟遊び」、モネ:「黄色いアイリス」、クールベ:「波」、ゴッホ:「ばら」ほか)が、今回の「北斎とジャポニスム」展に展示されていたため、常設展はどうなっているのかという心配(?)もあった。
まず、版画素描展示室での「<地獄の門>への道――ロダン素描集『アルバム・フナイユ』」。ロダンの素描というのはおそらく初めて観たが、なかなか見応えのある作品ばかりで充実していた。
そしていつもながらの私のお気に入りの作品である「悲しみの聖母」、「眠る二人の子供」、「あひるの子」などに再会。さらに、フェルメール(?):「聖プラクセディス」は既に一回観ているが、最近収蔵されたモリゾ、ブーグロー、コランなどの作品を初めて観る。モネの部屋は相変わらず素晴らしい作品で埋め尽くされていた。

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