最近読んだ本 2017/04

●「僕は奇跡なんかじゃなかった~ヘルベルト・フォン・カラヤン その伝説と実像~」カール・レーブル著/関根裕子訳(音楽之友社/2017.4)
まず、本書のタイトルにやや違和感を覚えたが、原題は、"Ich war kein Wunder!"。このような邦題になった理由はわからないが出版社の意向なのか・・。いずれにしても死後30年近く経とうとしているにもかかわらず、このような本が出版されるのはカラヤン以外にはないことだろう。内容的に真新しい点は特にないが、カラヤン・ファンとしては読んでおきたい一冊。

●「ハイドンの音符たち」池辺晋一郎著(音楽之友社/2017.3)
「音楽の友」に連載されたものに加筆訂正し単行本化されたもの。池辺氏ならではの分析の視点が興味深い。とはいえ、知っている曲でないとなかなかイメージがわきにくいことも事実。

●「無意味な人生など、ひとつもない」五木寛之著(PHP研究所/2017.3)
五木氏による(特に年齢を重ねた人にとっての)生き方の書。いつもながらひじょうに参考になる内容だった。

●「MOA美術館」(東京書籍/2017.2)
MOA美術館監修・著による一冊。MOA美術館は2017年にリニューアル・オープンしたとのことで、杉本博司氏、榊田倫之氏が主宰する「新素材研究所」が設計を手がけ、伝統的素材と現代的デザインが融合した空間となっているという。新しい空間の中で展示作品がどのように見えるか期待が高まる。

●「緑の家の女」逢坂剛著(角川文庫/2017.2)
単行本、講談社文庫などで以前出版されている。岡坂神策シリーズの最初期の作品集。逢坂氏の著作はすべて読んでいるハズだがあまり記憶になかった。岡坂シリーズは氏の作品の中でも最も好きなジャンルの一つ。ひじょうに面白かった。

●「果てしなき追跡」逢坂剛著(中央公論社/2017.1)
久々の逢坂氏の新作。588ページに及ぶ大作で、いつもながら一気に読み切ってしまった。なお、終わりには「第一部 完」とあり、次作への余韻を残す。なお、巻末には「果てしなき追跡」の6年後を描く「賞金稼ぎ」シリーズとして「逆襲の地平線」、「アリゾナ無宿」の広告が載っている。

●「60歳からの筋力づくり 体にホントにいいのはどっち?」周東寛著(コスモ21/2017.1)
理論だけでなく、実際の身体の動かし方についても詳しく書かれており参考になった。継続することは難しそうではあるが・・。

●「結局、人は顔がすべて」竹内一郎著(朝日新書/2016.12)
とは言いながら、「いい顔になるための十則」という章では、美容整形に頼らなくても自分の努力で何とかできる実用的な方策が載っている。

●「脳の老化を99%遅らせる方法」奥村歩著(幻冬舎/2016.11)
デフォルトモード・ネットワーク(ぼんやりしているときや何もしていないときに自動的に活発になる脳活動)は脳の活動維持のために欠かせない役割を担っており、この働きが悪くなると、将来認知症になるリスクも高まるという。つながりのいい脳をつくるためのセルフ・トレーニングの方法も載っている。

●「リーチ先生」原田マハ著(集英社/2016.10)
「暗幕のゲルニカ」も傑作だったが、
http://zauberfloete.at.webry.info/201605/article_15.html
本作品も素晴らしかった。本作も原田マハでなければ書けないものと思う。事実をほぼ正確になぞりながら、ドラマティクな演出を加えつつ、読みやすい作品に仕上げる力は見事と言う他ない。

●「地球がもし100cmの球だったら」永井智哉著、木野鳥乎/絵(世界文化社/2002.9)
http://zauberfloete.at.webry.info/201704/article_5.html

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