ウィーン・リング・アンサンブル

ウィーン・リング・アンサンブルを聴いた。M銀行クラブ会員向けの特別演奏会(紀尾井ホール)。チケットが廉価だったせいもあり正味一時間少しの短い演奏会。曲目、演奏者は下記の通り。
○ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル「休暇旅行で」
○J.シュトラウスII :ワルツ「南国のばら」
○J.シュトラウスII :ポルカ・シュネル「雷鳴と電光」
○J.シュトラウスII :皇帝円舞曲
○J.シュトラウスII :ポルカ「浮気心」
○ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「ディナーミデン」
○ヨーゼフ・シュトラウス:鍛冶屋のポルカ
○J.シュトラウスII :ワルツ「美しく青きドナウ」
○J.シュトラウスI :ラデツキー行進曲

○ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル、ダニエル・フロシャウアー
○ヴィオラ:ハインリヒ・コル
○チェロ:ロベルト・ナジ
○コントラバス:ミヒャエル・ブラデラー
○フルート:カール=ハインツ・シュッツ
○クラリネット:ペーター・シュミードル、ヨハン・ヒントラー
○ホルン:ヴォルフガング・トムベック

私が初めてウィーン・リング・アンサンブル*1の演奏会を聴いたのは1991年3月(カザルスホール)だった。解説によれば今回は27回目の来日で、初めて日本を訪れたのは1991年と書いてあったので、私が聴いたのが初来日の時だったことになる。
その時とはメンバーも半分以上入れ替わったとはいえ、今回も素晴らしいウィンナ・ワルツ、ポルカを聴くことができた。「南国のばら」、「美しく青きドナウ」は特に名演で、「ディナーミデン」*2も初めて実演で聴くことができた。
指揮者なしの9人によるアンサンブルは見事なもので、テンポの揺れ/ちょっとしたルバート、絶妙な「間」、なども巧みにコントロールされていることにあらためて感心する。
なお、「休暇旅行で」ではトムベック氏がポストホルンを吹き、「雷鳴と電光」、鍛冶屋のポルカ ではキュッヒル氏が打楽器を担当するなど演出効果も考えられていた。
アンコールは「ラデツキー行進曲」。キュッヒル氏が聴衆の拍手のテンポが気に入らなかったのか(?)、意図的にテンポを速くしようと弾いていたのが印象的だった。
あと、シュミードル氏は1941年生まれなので今年76歳。その歳でも現役を続けられるという意味で心強い存在だった。

*1 ウィーン・リング・アンサンブル
1980年代前半頃に結成された当時はヴァイオリン2とヴィオラ、バスの編成だった。
http://zauberfloete.at.webry.info/201309/article_12.html
*2 ディナーミデン
リヒャルト・シュトラウス:「ばらの騎士」のワルツに引用された曲として知られているが、実演ではほとんど演奏されることはない。最近では2014年ニューイヤーコンサートでバレンボイムが指揮している。

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