BSフジ「ベルリン・フィル ドキュメント&第九演奏会」

「ベルリン・フィル ドキュメント&第九演奏会」という番組がBSフジで放送された。
http://www.bsfuji.tv/berlinerphilharmonike/pub/index.html
楽章間にCMが挟まれていたとはいえ、年末のゴールデンタイムによくぞ放送してくれたものだと思う。番組の構成としては前半がドキュメント「Living with BEETHOVEN/ベートーヴェンと生きる」、後半が2015年10月16日にベルリン・フィルハーモニーで収録された、ベートーヴェン:交響曲第9番の演奏会の模様。これは以前、デジタル・コンサートホールで観た映像と同じもの。
http://zauberfloete.at.webry.info/201512/article_15.html
2回目ではあったが、ベルリン・フィルの奏者たちの巧さと、ラトルの非凡さをあらためて感じさせてくれるものではあった。
興味深かったのは前半のドキュメント。ラトルによる作曲家と作品の解説のほか、楽団員や技術スタッフがベートーヴェン・ツィクルスへの熱い思いを語る(監督はダニエル・フィンカナ―ゲル、マグダレーナ・ジェンバ=シュヴィント)。
第7番第一楽章のリズムについて、ティンパニのヴェルツェルが「三輪車のように丸くなければならない」と言って、そうではない場合と「丸い」場合を実際に叩いて聞かせてくれたり、チェロのクヴァントが歓喜の歌の主題を実際に弾いてみせるのだが、ラトルの要求を満たすためには、個人としてはこのように「かすれた音」になってしまう(全員で弾くと指揮者の要求通りの音になるとのこと)と語っていた。
また、ラトルがベーレンライター版における第九終楽章528~529 532~533 小節のホルンのタイの正当性(?)について語ったりなどなど、ひじょうに面白かった。

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