ヴェデルニコフ=N響

「クラシック音楽館」を観た。N響第1845回定期公演。曲目は下記の通り。
○ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104/チェロ:アレクサンドル・クニャーゼフ
○バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV1008から「サラバンド」/チェロ:アレクサンドル・クニャーゼフ
○チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」
○指揮:アレクサンドル・ヴェデルニコフ
○管弦楽:NHK交響楽団
○収録:2016年10月21日/NHKホール
ヴェデルニコフという指揮者(1964年生まれ)は初めて見たが、ちょっと変わった、しかしひじょうに分かりやすく見やすい、合理的(?)な指揮をしていた(前回の「春の祭典」の時はそれほど感じなかった)。
両手、上半身、表情などを巧みに使って、音楽のテンポ、ダイナミクス、バランス、表情、楽器の入りなどを大きな流れの中で細かくコントロールするという、あまり見たことのない方法の指揮。部分的にはマタチッチとかアーノンクールを想起させる場面もあったが、見ていてひじょうに興味深かった。テンポやアゴーギクなども普通とはちょっと違う場面もあり、あれでは楽員も目が離せなかったのではと思う。
前半のドヴォルザークは超有名曲ながら放送される機会はあまり多くはないが、ソリストのクニャーゼフ(1961年生まれ、1990年チャイコフスキー国際音楽コンクール第2位)はひじょうにパワフル/ダイナミックで力強い弾きぶりで圧倒された。
なお、ドヴォルザークでの指揮者のポイント(?)も数箇所あり、ヴェデルニコフがどのように指揮するか見てみたかった(映らなかった)箇所もいくつかあった。
N響はコンマス:伊藤、木管:甲斐、青山、伊藤、水谷、ホルン:福川各氏、なおヴィオラ・トップは篠﨑友美(新日フィル)さん。
以下余談。
○「悲愴」冒頭のソロの時、水谷氏のベルには何かわからないが弱音器(?)が入れられていた。
○「悲愴」第一楽章アレグロの直前のファゴット・ソロは慣例通りバスクラが代奏。ちょっと変わった形の楽器だった。
○ドヴォルザーク第一楽章56小節からのホルン・ソロ、いつもブレスの箇所が気になるのだが、福川氏もあのように吹いているということはやはり仕方がないのだろう・・・。

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