メリー・ウィドウ/カラヤン=ベルリン・フィル

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一ヶ月後の本番に向けて、このところ ウィーン・フォルクスオパー2012年公演(録画)
http://zauberfloete.at.webry.info/201605/article_5.html
メルビッシュ音楽祭2005(録画)
http://zauberfloete.at.webry.info/201508/article_4.html
チューリヒ歌劇場のDVD
http://zauberfloete.at.webry.info/201606/article_2.html
など、映像ものばかり観ていたが、久しぶりにカラヤン=ベルリン・フィルのCD(DG)を聴いた。声楽ソリスト等は下記の通り。
○ミルコ・ツェーダ男爵:ゾルタン・ケレメン
○ヴァランシエンヌ:テレサ・ストラータス
○ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵:ルネ・コロ
○ハンナ・グラヴァリ:エリザベス・ハーウッド
○カミーユ・ロジョン:ヴェルナー・ホルヴェーク
○カスターダ伯爵:ドナルド・グローベ
○サン・ブリオシュ:ヴェルナー・クレン
○ニエグシュ:カール・レナール
○ロロ:カイヤ・ボリス
○ドド:メヒトヒルト・ゲッセンドルフ
○ジュジュ:カテリーネ・オット (ジュジュ)
○フルフル:キャロル・ブリチェット (フルフル)
○クロクロ:マリア・Th・ライノーソ (クロクロ)
○マルゴ:エルケ・グロースハンス (マルゴ)ほか
○ヴァランシエンヌ台詞:ヘルガ・トリュムバー
○ダイアローグ演出:アウグスト・エヴァーディング
○合唱:ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
○合唱指揮:ヴァルター・ハーゲン=グロル
○管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
○指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
○録音:1972年2月15日、16日、11月2日、3日、12月1日、2日、1973年1月10日/ベルリン、イエス・キリスト教会
○プロデューサー:ハンス・ヒルシュ
○ディレクター:ハンス・ヴェーバー
○エンジニア:ギュンター・ヘルマンス

ドイツ・グラモフォン・レーベルにとってオペレッタ初録音となったこのディスク(クライバーの「こうもり」は1975年10月録音)、カラヤンにとってもこの曲の唯一の録音。声楽ソリストもコロ、ハーウッド(カラヤンの「ボエーム」でムゼッタを歌っている) 、ホルヴェーク始め優れた人が揃っており、オケも70年代前半の黄金期のベルリン・フィル(フルートはゴールウェイが吹いている)ということで豪華すぎる歌とオケだが、さすがにカラヤン、洗練された極上の響きに仕上げている。それにしてもこれほど緻密、繊細で完璧な演奏、かつ甘美で陶酔的な雰囲気を体現した「メリー・ウィドウ」は他にないと思う。
他の演奏をいろいろ聴いてきて今回あらためて感じたのは、最後のデュオの絶妙なテンポ。しっとりと歌うのではなく、やや速めのテンポで(三拍子というより大きな四拍子のような感じで)クールに、しかし表情豊かに演奏している。
なお、今回スコアを見ながら聴いたのでわかったのだが、使用楽譜はドブリンガー版(新校訂版は比較的最近発売された)ではないようで、第12曲フィナーレでのホルン・ソロがクラリネットになっていたり、第14曲での弱音器付きトランペット・ソロがなかったりなど、多少の異同がみられる。これらは現在使用中のカルマス版と同様だが、オリジナルがグロッケン版なのかチャペル版なのかはわからない。

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