最近読んだ本 2016/4

●「クラシックの真実は大作曲家の「自筆譜」にあり!」中村洋子著(DU BOOKS/2016.3)
http://zauberfloete.at.webry.info/201604/article_3.html

●「お酒をやめないで健康に生きる」古山勝康原作・監修/酒と健康を考える会編(サンマーク出版/2016.3)
著者は元日本ソムリエスクール校長、ワインと日本酒に造詣が深く、食養(食物と飲料の秩序)研究者とのこと。酒と食べ物の「陰陽」からそれに合わせたお酒/飲料も含めた健康になるための食生活を提案している。

●「銅版画家 南桂子 メルヘンの小さな王国へ」コロナ・ブックス編集部編(平凡社/2016.3)
南の作品40数点、本人の日記、手紙および谷川俊太郎、石井好子などかかわりのあった人たちの文章などから構成されている。
南桂子は地味な作風だが大好きな銅版画家の一人。
http://zauberfloete.at.webry.info/201207/article_13.html

●「かわいい印象派」高橋明也監修・著、杉山菜穂子監修(東京美術/2016.3)
印象派とその周辺の画家たちの作品の中に、「かわいい」がどのように表現されているかを探る試み、とされている。子どもたち、赤ちゃん、少女、動物などの対象、色彩、デフォルメ、かたち等その手法/技法から多くの作品に注目する。セレクション/焦点の当て方はなかなか興味深かった。

●「自分の音で奏でよう!~ベルリン・フィルのホルン奏者が語る異端のアンチ・メソッド演奏論~」ファーガス・マクウィリアム著、中島大之監修、岩井木綿子訳(ヤマハミュージックメディア/2016.2)
http://zauberfloete.at.webry.info/201604/article_16.html

●「今日が人生最後の日だと思って生きなさい」小澤竹俊著(アスコム/2016.2)
著者は救命救急センター、農村医療に従事した後、94年より横浜甦生病院ホスピス病棟に務め、病棟長となる。2006年めぐみ在宅クリニックを開院、これまでに2800人以上の患者さんを看取ってきたという方。
今のところまだ健康ではあるが人生の終盤を迎えている者としては、いろいろと考えさせられることが多かった。

●「怖いクラシック」中川右介(NHK出版新書/2016.2)
モーツァルトからショスタコーヴィチまでのクラシック音楽を、「怖い」という切り口(父、自然、狂気、死、神、孤独、戦争、国家権力など)でひもといて行く。ある作品に焦点を絞ると言う意味では入門書とも言える。

●「ヨーロッパから民主主義が消える~難民・テロ・甦る国境~」川口・マーン・惠美著(PHP新書/2016.1)
著者はシュトゥットガルト在住。シュトゥットガルト音大ピアノ科卒で現在は著述業(?)、拓殖大学日本文化研究所客員教授。ドイツ、EUの現状についておよび、難民、テロによってその状況がどう変わりつつあるかがわかりやすく解説されている。日本に住んでいるといずれの問題もまったく関係のないことのように思えるが、そうではないのかも知れない。

●「西洋絵画の鑑賞事典」佐藤晃子著(永岡書店/2016.1)
ルネサンスから20世紀末まで、68の名画/画家を採り上げ、ここがすごい/みどころ、背景、画家についてなど分かりやすい解説で美術史を辿る。全ページに渡るカラー図版も見やすく美しい。それに加え、コラムも充実しており、特に名画に多く描かれたイエスの生涯はひじょうによくまとまっていた。

●「東急電鉄各駅停車」藤原浩著(洋泉社/2016.1)
東急電鉄ほど、駅や路線自体/周辺の景観が一変した鉄道も他に類がないだろう。渋谷駅、横浜駅、みなとみらい線、目黒線などの地下化など、この10数年間で特に大きな変化を遂げた。それだけに本書の過去の写真などは懐かしい。

●「血管がぐんぐん若返る最強療法」マキノ出版 安心編集部(マキノ出版/2016.1)
日本人の死因のうち、心臓病と脳卒中を合わせると約25%を占めるという。癌も怖いが血管を若く保つことが健康につながることは間違いない。本書では食事、体操/ストレッチなどその対策が紹介されている。とりあえず、私も頸動脈エコー検査(昨年9月に半年後再検査と言われていた)に行ってこようと思う。

●「『ほら、あれだよ、あれ』がなくなる本」茂木健一郎、羽生善治著(徳間書店/2015.12)
サブタイトルは「物忘れしない脳の作り方」。脳の老化を防ぐには、使うこと、好奇心を持つことであり、記憶を引き出す回路を鍛えることだという。挑戦するためには人との絆が必要。ドーパミンをたくさん出して前頭葉を活性化すれば若々しい脳を保つことができる、とのこと。少しでも実行したい。

●「クローザー マリアノ・リベラ自伝」マリアノ・リベラ、ウェイン・コフィー著/金原瑞人、樋渡正人訳(作品社/2015.11)
2013年9月に引退したニューヨーク・ヤンキース/リベラの自伝、翌年春にアメリカで発売されベストセラーになったという。卓越した投手であったリベラの優れた業績については言うまでもないが、本書を読むと、リベラが敬虔なキリスト教徒であり、謙虚さや、他人に対する気遣いや感謝の気持ちを常に持ち続けた人であることがわかる。
http://www.sakuhinsha.com/hobby/25583.html

●「小泉今日子書評集」小泉今日子著(中央公論新社/2015.10)
読売新聞朝刊に2005/1~2014/12に掲載されていたもの。単なる本の紹介にとどまらず、小泉の生き方、生活、考え方などが織り込まれており、深い内容になっている。さらに、巻末の特別インタビュー(読書委員の十年間を振り返って)もひじょうに面白かった。

●「ピエタ」大島真寿美著(ポプラ社/2011.2)
新刊ではないが、「小泉今日子書評集」に採り上げられていたため読んでみた。
ヴェネツィア、ピエタ慈善院が舞台、ヴィヴァルディが旅先のウィーンで亡くなった知らせが届くところから物語が始まる。後で調べてわかったのだが本書は2012年度本屋大賞第3位だったとのこと。それも大いにうなずける感動的な一冊だった。

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