難民とボランティアのためのコンサート

去る3/1にベルリン、フィルハーモニーで開催された、難民と彼らを助けるボランティアのための演奏会の模様がベルリン・フィル デジタル・コンサートホールで無料で視聴できる。
https://www.digitalconcerthall.com/ja/concert/23677?a=twitterjapan&c=true
曲目、演奏者等は下記の通り。
○モーツアルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466/バレンボイム=シュターツカペレ・ベルリン
○プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調「古典」/イヴァン・フィッシャー=ベルリン・コンツェルトハウスO
○ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調第二・四楽章/ラトル=ベルリン・フィル

バレンボイム=SKBのモーツァルトは、日本でのブルックナー交響曲全曲演奏会においても演奏されたようだが、なかなか濃いモーツァルトではあった。第二楽章は完全に二拍子の音楽づくりで適度に装飾を交えた見事な名演だった。バレンボイムのピアノは、フレーズの途中で前のめりになるのは若い頃からの傾向だが、今回はやや技術的にドキッとさせられる場面が何箇所かあり、スリリングだった。
シュターツカペレ・ベルリンの演奏は木管も安定しており素晴らしかった。
驚いたのは、1stVnトップサイドに有希・マヌエラ・ヤンケ(シュターツカペレ・ドレスデンの第1コンマスを退任)が座っていたこと。メンバー表を参照したところ、第1コンサートマスター(ゲスト)と書かれていた。
http://www.staatsoper-berlin.de/de_DE/orchester#musiker

ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団は、ザンデルリンクなどが指揮した旧東ドイツのベルリン交響楽団がその前身で、現在の首席指揮者はイヴァン・フィッシャー。また、日下紗矢子が第1コンサートマスターを務めている。
http://www.konzerthaus.de/sayako-kusaka
オケの並び方がユニークで、木管前列は通常通りフルート、オーボエが並んでいるのだが、ファゴットがさらにその左、舞台の下手寄り、チェロの後ろの方に座っていた。

ラトルのベートーヴェンは、昨年のベートーヴェン・ツィクルスの時と基本的には同じコンセプトの演奏。弦楽器を抑えつつ木管フレーズを浮き上がらせたり、思い切りオケを煽るところはラトルならではのもので、やはり見事な演奏と言わざるを得ない。
コンマス:バルグレイ、ホルンは今回もテルヴィルガー(バイエルン放送響首席)が吹いていた。それにしてもヴェルツェルのティンパニは圧倒的に素晴らしく、全体の演奏を引き締めていた。
あと、今回もなぜかコントラファゴットが参加しており、ファゴット・パート内ではなくホルンとコントラバスの中間あたりにひとり(昨年は2人)で座っていた。

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  • CD購入

    Excerpt: ずいぶん久しぶりにCD(自分が出演した演奏会の録音を除く)を購入した。 ●チャイコフスキー&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲/バティアシュヴィリ、バレンボイム=シュターツカペレ・ベルリン(DG/201.. Weblog: Zauberfloete 通信 racked: 2016-11-23 13:12