チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲/コパチンスカヤ

コパチンスカヤのチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲のCDを購入した。
http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?associate=SMO&cd=SICC000030254
演奏者などは下記の通り。
●チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
○ヴァイオリン:パトリツィア・コパチンスカヤ
○管弦楽:ムジカエテルナ
○指揮:テオドール・クルレンツィス
○録音:2014年4月27日~5月1日/ペルミ国立チャイコフスキー・オペラ&バレエ劇場
●ストラヴィンスキー:バレエ・カンタータ「結婚」
○ソプラノ:Nadine Koutcher
○メゾ・ソプラノ:Natalya Buklaga
○テノール:Stanislav Leontieff
○バス:Vasiliy Korostelev
○合唱:ムジカエテルナ合唱団
○指揮:テオドール・クルレンツィス
○録音:2013年10月24・25・27日/マドリッド王立劇場

○Recording Producer:Nicolas Bartholomee
○Recording Engineer:Maximilien Ciup

新譜先取りレビューなどでは「二人の奇才がついに激突、これぞまさに異形の美」などというキャッチで、「予想を超えたいろいろ普通じゃない」演奏と評されていた。
ということで一体どんな演奏かと聴いてみた。やはり、コパチンスカヤの圧倒的な才能/音楽性/独自性/発想の豊かさには驚嘆、感嘆させられる。彼女(とクルレンツィス)でなければできない演奏と思った。
頻繁に変わるテンポやリズム、千変万化の音色、素晴らしく自由で柔軟性に富んだ表現。生き生きと躍動する音楽・・・。彼女は作品を構成する音楽素材と、文字通り「遊び回って」いるのだろう。

彼女はインタビューで以下のように述べている。
私は演奏家であり、同時に作曲家でもある。このことが、とても重要です。作曲家は、「憧れ」とか「思想」とか「想像力」などを起点に活動します。自分の中のイマジネーションを、楽譜として書き留めるわけです。でも、いま使われている楽譜の書法は、もう千年も前にイタリアで発明された不完全なもの。微かな彩、ニュアンスや抑揚、音の出し方といった込み入った要素は、盛り込み切れない。演奏家が楽譜を、書かれている通りに演奏しなくてはならないのはもちろんです。でも、それだけでは決して十分ではない。作曲家が最初、抱いていた空想やイマジネーションを見つけ出し、蘇らせる。再創造しなくてはならないからです。そのためには音符一つひとつの意味を解き明かし、理解しなければなりません。例えば同じ作曲家の別の作品を調べる。手紙や評伝、同時代の批評を読む。彼の先生の音楽も当たってみる。また、「歴史的録音」とされている演奏を聴いてみる。こんなあらゆるリサーチが要ります。一方で舞台では、こうした事柄から自分を解き放って、「瞬間の感性」に身を委ねることも大切です。

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  • この一年間(2015/7~2016/6)に購入したCD

    Excerpt: 2015年6月以降の続きをまだ作成していなかったのでその後のリストを作成した。 http://zauberfloete.at.webry.info/201507/article_1.html 新譜.. Weblog: Zauberfloete 通信 racked: 2016-07-13 23:43
  • ムジカエテルナ/モーツァルト:レクイエム

    Excerpt: 録画しておいた「プレミアムシアター」を観た。今回はムジカエテルナの演奏によるモーツァルト:レクイエム。声楽ソリストなどは下記の通り。 ○ソプラノ:アンナ・プロハスカ ○アルト:カタリナ・マギエラ .. Weblog: Zauberfloete 通信 racked: 2017-10-26 22:25