ツィンク

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先日のバッハ:カンタータの演奏会当日、休憩後後半のプログラムが始まる前、出番を待っている時、たまたま隣にいらっしゃったエキストラのトランペット奏者の方が見慣れない棒のような楽器を持っている。思わず「それは何ですか?」とお聞きしたところ、「ツィンクです」という答えが・・・?。
Wikipedia には下記のように記されている。
ツィンク(ドイツ語:Zink)またはコルネット(イタリア語:cornetto、フランス語:cornet à bouquin)は金管楽器の一種。古代の角笛に起源を持ち、ルネサンス期に愛用された。イタリア語、英語などの名称は近代金管楽器のコルネットと語源が同じであるが、異なる楽器である。英語ではルネサンス期の楽器をイタリア語のままcornettoまたはcornett、近代の楽器をcornetと綴って区別することが多い。
発音機構上はリップリードを用いる金管楽器ではあるが、自然倍音列以外の音を出すために、バルブ機構やスライド機構の代わりに音孔を持ついわゆる「木管システム」を採るのが特徴である。標準的なものは木製革巻きの8角錐をゆるやかにカーブさせた形状で、左手4孔・右手3孔を持つ。


さて、バッハ:カンタータ第96番にはCorno(1724)、Trombone*(1746,47)の指定があり、このCornoパートのためのツィンクだったようだ。
*鈴木雅明氏の本にはTrombonaと書かれている。
ちなみに、第12番第6曲のアリアに指定されているのはTrombaで、奏者の方はこちらの曲ではちょっとベルの長いピッコロ・トランペットのような楽器で演奏されていた。

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この記事へのコメント

pfaelzerwein
2015年11月04日 04:06
先日聞いたアンサムブル・ピグマリオンの奏者はこの種の楽器からトラムペット、オーボエ族まで熟してました。
pfaelzerwein
2015年11月04日 04:39
調べてみますと、上の奏者はエマニュエル・ミュルで、やはりコルネット奏者となっておりました。数曲の中でトラムペットを吹いたのは一曲だけで、ダブルリード的な音も出していたのでした。
2015年11月04日 21:04
pfaelzerweinさま
いつもコメントありがとうございます。
この楽器について私はまったく知らなかったのですが、作曲された当時、どのような楽器で演奏されていたかを知ることはひじょうに意味があると思います。
ファゴットについて言えば、キーの少ない原始的(?)な楽器でヴィヴァルディのコンチェルトはじめ、バッハのカンタータ155番やモーツァルトのコンチェルトが演奏されたと考えると当時の奏者の技術のレベルの高さに驚かされます。

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