ザルツブルク音楽祭2014/「ドン・ジョヴァンニ」

録画しておいた「プレミアムシアター(ザルツブルク音楽祭2014 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」)」を観た。声楽ソリストなどは下記の通り。
○ドン・ジョヴァンニ:イルデブランド・ダルカンジェロ
○騎士長:トマシュ・コニェチュニ
○ドンナ・アンナ:レネケ・ルイテン
○ドン・オッターヴィオ:アンドルー・ステープルズ
○ドンナ・エルヴィーラ:アネット・フリッチュ
○レポレルロ:ルーカ・ピサローニ
○ツェルリーナ:ヴァレンティナ・ナフォルニツァ
○マゼット:アレッシオ・アルドゥイーニ

○合唱:ウィーン・フィルハーモニア合唱団
○管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
○指揮:クリストフ・エッシェンバッハ
○演出:スヴェン・エリック・ベヒトルフ
○収録:2014年8月 モーツァルト劇場(ザルツブルク)

ソリストは(有名なのかもしれないが)私が知らない人ばかり、指揮もエッシェンバッハということであまり期待せずに見始めたのだが、ひじょうに見応えのある優れた舞台だったと思う。何と言ってもドン・ジョヴァンニを歌ったダルカンジェロ、役にぴったりのキャラクターと優れた歌唱/演技で存在感を示していた。
ドンナ・アンナ、エルヴィーラ、ツェルリーナを歌った人たちは皆若く美女揃いで歌もそれぞれ素晴らしかったが、エルヴィーラを歌ったフリッチュ(まだ20代らしい)はやや若すぎるような感じも受けた。騎士長やオッターヴィオも若い人で、新しい世代のパワーを感じさせるプロダクションだったように思う。
エッシェンバッハの指揮はかなり「濃い」もので、ある意味ドラマティク。この人もすっかりウィーン・フィルの常連になってしまったが、若いと思っていたらバレンボイムやムーティよりも一歳年上ということで驚く。
http://zauberfloete.at.webry.info/201402/article_11.html
そしてウィーン・フィル(メンバー的にはファゴットのミュラーしか識別できなかった)はさすがに巧く、ほとんど危なげない演奏だった。が、後半のエルヴィーラとドンナ・アンナの各アリアはオケとしてもやはり難しい曲だとあらためて思う。
さて、演出は現代のホテルのロビーのような舞台装置で、服装も今風ながらそれほど違和感はなかった。般若の面をかぶったような悪魔(?)が登場したり、地獄へ落ちたハズのドン・ジョヴァンニが幕切れで再び現れ、皆にちょっかいを出したりする・・・。薬屋のアリアでのツェルリーナにも驚かされた。
あと、特筆すべきは、ツェルリーナ、ドン・オッターヴィオはじめ各アリアの途中にちょっとした装飾が入れられていたこと。最近のトレンドなのだろうか。

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