準 メルクル=読響/ワーグナー、チャイコフスキー

録画しておいた「読響シンフォニックライブ」を観た。2015年1月11日横浜みなとみらいホールで収録されたもの。曲目等は下記の通り。
○ワーグナー:歌劇「ローエングリン」から第3幕への前奏曲
○ワーグナー:歌劇「ローエングリン」から「はるかな国」/テノール:永田峰雄
○ワーグナー:歌劇「タンホイザー」から「おごそかなこの広間よ」/ソプラノ:安藤赴美子
○チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲/チェロ:ダニエル・ミュラー=ショット
○チャイコフスキー:イタリア奇想曲
○チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」から「花のワルツ」
○指揮:準メルクル
○管弦楽:読売日本交響楽団
久しぶりに準メルクルを見たが相変わらず手堅くきっちりした指揮をしていた。あらためて感心したのは読響。コンマスのゲーデ以下、弦楽セクションも充実していたが、注目すべきは木管トップ。倉田、蠣崎、金子、井上という顔ぶれは日本でもトップクラスの水準ではないかと思った。
ワーグナーの二人の声楽ソリストはなかなか立派な歌唱だったが、画面を見ていて「はるかな国」のオーケストレーションがあのような*ものだとはこれまで(スコアを見たことがなかったので)知らなかった。
*前半はヴァイオリンが休みでトロンボーンと低弦だけ。その後はしばらくヴァイオリンだけとなる。
「ロココ」は放送時間の関係で途中からではあったが、ダニエル・ミュラー=ショットはさすがに見事なもので、圧倒的なパワーとダイナミックな演奏、また第5変奏後半から第6変奏への持って行き方は特に素晴らしかったと思う。なお、この曲での倉田、金子のソロはひじょうに素晴らしかった。
イタリア奇想曲の冒頭はトランペット4本、117小節アウフタクトからは2本のB管コルネット、アレグロに入ってから(190小節アウフタクト)のコルネットのソロはEs管トランペットを使うなど各楽器を吹き分けていた。
あとこの曲で目立つタンバリン、練習番号L(409小節)の八分音符6個+1個の箇所は楽器を膝に置き両手で叩いていた。続く練習番号N(469小節)から10小節くらい続く第三拍目の八分音符のソロ。少しずつ叩き方を変えて(指先から始まって手のひら、こぶしなど)いたのは興味深かった。

イタリア奇想曲でホルンのトップを吹いていた日橋はこの4月から正式に首席に就任したらしい。
http://yomikyo.or.jp/cat8/#news-topics-2309
以下余談だが、オーボエの蠣崎の楽器、右手人差し指のキーに厚いコルクのようなものが貼ってあった。

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