「魔笛」/ベーム=ベルリン・フィル

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何年ぶりかでベームの「魔笛」を取り出して聴いた。かなり以前に購入したもので数回聴いただけでしまい込まれていたもの。60年代のベルリン・フィルは重厚で、録音は鑑賞上まったく問題のないレベルで美しい。声楽ソリストなどは下記の通り。
○ザラストロ:フランツ・クラス
○夜の女王:ロバータ・ピータース
○パミーナ:イヴリン・リアー
○タミーノ:フリッツ・ヴンダーリッヒ
○パパゲーノ:ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ
○パパゲーナ:リーザ・オットー
○弁者:ハンス・ホッター
○モノスタトス:フリードリッヒ・レンツ
○第一の侍女:ヒルデガルド・ヒルブレヒト
○第二の侍女:ツヴェトカ・アーリン
○第三の侍女:ジーグリンデ・ワグナー
○僧侶:フーベルト・ヒルテン、マルティン・ヴァンティン、マンフレッド・レール
○童子:ローズル・シュワイゲル、アントニア・ファーベル、ライリ・コスティア
○兵士:ジェームズ・キング、マルティ・タルヴェラ
○合唱:RIAS室内合唱団/ギュンター・アルント
○管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
○指揮:カール・ベーム
○録音:1964年6月/ベルリン、イエスキリスト教会
○プロデューサ:オットー・ゲルデス
○ディレクター:ヴォルフガング・ローゼ
○エンジニア:ギュンター・ヘルマンス

何と言ってもタミーノ役のヴンダーリッヒが素晴らしい。伸びのある美声はほれぼれする。ディースカウのパパゲーノはもちろん上手いがやや真面目過ぎる印象も・・・。夜の女王ほか多少欲求不満な人もいないではないが、アンサンブルはなかなか聴かせる。ベームの音楽づくりは、以前はあまり感じなかったが今聴くとテンポの遅さ(特に第8番フィナーレの最初、第9番、第17番など)が全体の印象を重々しくしている。堂々たる立派な演奏ではあると思うが、モーツァルトにはもう少し軽やかさとしなやかさが欲しい。

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