ノリントン=N響/ベートーヴェン

「クラシック音楽館」はN響コンサート、第1790回定期公演。2014年10月18日NHKホールでの収録。曲目等は下記の通り。
○ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第1番作品138
○ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番作品15/ピアノ:フランチェスコ・ピエモンテージ
○モーツァルト:ピアノソナタニ長調K284第三楽章から/ピアノ:フランチェスコ・ピエモンテージ
○ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品92
○管弦楽:NHK交響楽団
○指揮:ロジャー・ノリントン
とにかく、ピアノコンチェルトが素晴らしかった。ソリスト(フランチェスコ・ピエモンテージ)も若々しく生気に富んだ演奏だったが、ノリントンの解釈/テンポ、ダイナミクス、リズム、バランス、歌い方は卓越していたと思う。先日もアリス=紗良・オットの演奏を聴いたばかりだが、
http://zauberfloete.at.webry.info/201412/article_1.html
アプローチがまったく異なり興味深かった。聴いていて面白いという意味では今回の方がはるかに楽しめた。とはいえ、ノリントンは、何か奇を衒ったことをやろうとしている訳ではなく、音楽をより生き生きと躍動感をもって聴かせようとしているのだろう。
第二楽章の速めのテンポにしても、終楽章でのテヌート気味の歌い方にしても、以前は違和感を感じたものだったが、この頃は何となく必然性が感じられるようになってきた・・・。
交響曲第7番もその意味で、新鮮で生き生きとした演奏だったと思う。思い切りの良さや逆にかなり抑えた表現、予期しないダイナミクス、そして何よりリズムのとらえ方、フレーズの区切りなどにノリントンでしかできない表現が少なくなかった。大いに満足できる演奏だったと思う。
なお、「レオノーレ」第1番のホルン・ソロが4番だったことは今回初めて知った。
N響はゲスト・コンマス:ベルンハルト・ハルトーク、
http://zauberfloete.at.webry.info/201405/article_8.html
管は、神田、茂木、伊藤、水谷、今井各氏。なお、ヴィオラのトップはなぜか菅沼準二氏が弾いていた。

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