樫本大進&山田和樹/チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

クラシック音楽館(NHK-Eテレ)を観た。2014年7月8日サントリーホールでの収録。
ひじょうにエキサイティングな演奏だった。大胆にして繊細、限りなく自由でありながらきちんと様式を守っている、そして出てくる音楽が輝かしく伸びやかで美しい。ソリストとして超一流であるばかりでなく、世界最高峰のオーケストラのコンサートマスターでもある(こちらの方がすごいことだと思う)樫本が期待通りの最高の演奏を聴かせてくれた。テクニック、音楽性が優れているのはもちろんだが、聴き手をぐいぐい引き込む圧倒的な存在感/オーラに満ちており、あらためてその超人ぶりを再認識させられることとなった。
演奏は終始樫本のペース、とはいえポイント毎に指揮者とのコンタクトを欠かさないところはさすがと思った。演奏会評のある記事では、終楽章など山田が煽りに煽っていた旨のことが書かれていたが、私が観ていた限りそのような箇所はなく、樫本に付けることに徹していたように思う。
なお、アンコールのバッハ(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV1005から「ラルゴ」)もとびきり素晴らしかったことは言うまでもない。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 山田和樹=スイス・ロマンド管弦楽団

    Excerpt: クラシック音楽館(NHK-Eテレ)での放送(2014年7月8日サントリーホールでの収録)。曲目等は以下の通り。 ○藤倉大:Rare Gravity ○チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調/ヴ.. Weblog: Zauberfloete 通信 racked: 2014-08-25 20:56