栄西と建仁寺展

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「栄西と建仁寺展」を観た(東京国立博物館平成館)。混雑しているのではないかと思ったが、それほどでもなく比較的ゆっくり観ることができた。一方、隣(本館)で開催されている「キトラ古墳壁画」展は長蛇の列で、帰るときに見たら70分待ちとのことだった。
2014年は、日本に禅宗(臨済宗)を広め、京都最古の禅寺「建仁寺」を開創した栄西禅師(1141~1215)の800 年遠忌にあたるとのことで、今回はそれを機に建仁寺所蔵の名宝、栄西ゆかりの諸寺の宝物などが展示されている。
目玉は何といっても俵屋宗達の「風神雷神図屏風」。2008年の大琳派展では観ることができなかったため、赤坂にあった頃のサントリー美術館で観て以来の再会となる。
http://zauberfloete.at.webry.info/200810/article_17.html
これまで尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一などの「風神雷神図屏風」、さらにクリーヴランド美術館所蔵の「雷神図屏風」も観てきたが、
http://zauberfloete.at.webry.info/201402/article_5.html
やはり宗達自身の作は、国宝の名に相応しい秀逸な作品であることをあらためて感じた。

それ以外にも、建仁寺ゆかりの僧たちの坐像、海北友松「雲龍図」、長澤芦雪「牧童吹笛図」などの優れた作品が少なくなかった。また、小野篁・冥官・獄卒立像というのはなかなかインパクトがあったと思う。
あと、展示の仕方について。今回、最大の目玉である「風神雷神図屏風」は会場の一番最後に展示されていた。まあ、これも一つのやり方ではあろうが、たくさん観て疲れ切ったところでのメインディッシュというのも個人的にはどうかと思う。真ん中あたりに山場を持ってきて、その後の余韻も残しつつ会場を後にしてもらう、というのも演出の仕方としてはあると思うのだが・・・。

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