読響シンフォニックライブ

「読響シンフォニックライブ」は日テレとBS日テレで放送されているが、不定期(かどうか)なためつい観るのを忘れてしまう。今回は5/21深夜に日テレで放送されたものを録画。なお、今回と同じプログラムは5/31早朝BS日テレで放送される。今回の曲目等は下記の通り。
○ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
 指揮:山田和樹/2014年2月27日東京芸術劇場
○モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調K488から第二・三楽章
 ピアノ:河村尚子/指揮:尾高忠明
○モーツァルト:交響曲第35番ニ長調K385「ハフナー」から第三・四楽章 
 指揮:尾高忠明/2014年3月28日よみうり大手町ホール

山田和樹の「英雄」が主目的だったのだが、結果的には河村尚子のモーツァルトの方がインパクトがあった。
河村のベートーヴェンはこれまで何回か聴いたことがあったが、
http://zauberfloete.at.webry.info/201206/article_14.html
http://zauberfloete.at.webry.info/201110/article_13.html
モーツァルトはおそらく初めてではないかと思う。深い祈りのような第二楽章も素晴らしかったが、圧巻だったのは終楽章。曲が素晴らしいので普通に弾いても十分効果が得られるとは思うが、河村のピアノは一音一音慈しむような丁寧な音楽で、通常この曲が持つ「疾走感」が全面に出ることがない。立ち止まり、振り返りながらのような弾き方はこの曲では初めて体験するもの。ダイナミクスの幅やテンポの緩急も大きく、抑揚のある表情の濃い演奏で、ところどころ思いもよらぬ表現(例えば196小節アウフタクトからの上昇音型にアクセントを付けるなど)に驚く。
また、河村はオケ、特に木管楽器への配慮も格別で、弾きながら奏者へ送るアイコンタクトというか表情、動作は弾き振りでも演奏できるのではないかと思わせるものだった。
オケはコンマス:ゲーデ、フルート奏者は知らない人だったがなかなか上手い人だった。そしてクラリネットは金子平、今回もひじょうに優れた演奏を聴かせてくれた。
http://zauberfloete.at.webry.info/201405/article_12.html

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