モーツァルト:ロンド変ホ長調K371

1781年3月21日の日付を持つこの曲は、モーツァルトがザルツブルクを離れヴィーンに移り、自由な音楽家として初めて作曲した作品とされている。ちょうどこの頃にホルン奏者のロイトゲープと会う機会があったのだろう。
独奏パートと最初のページのオーケストレーションは残されているものの未完の作品であり、モーツァルトの死後、弟子の一人がスコアを完成したという。そして、16ページの自筆譜がこの曲の全体と考えられていたが、1990年になってさらに4ページあることが判明した。
PHILIPSのモーツァルト全集、RARITIES & SURPRISES の巻には、ティモシー・ブラウン(Hr)&ケネス・シリトー=アカデミー室内Oによるこの曲の完全版が収められている(オーケストレーションはエリック・スミス)。

さて、この曲の永遠の名演である、ローラント・ベルガー(Hr)/ボスコフスキー=ウィーン・モーツァルト・アンサンブルによる演奏がついにCD化される(オーストラリア・エロクエンス2014年4月新譜)。
http://tower.jp/item/3503883/Mozart
元々、モーツァルト:セレナーデニ長調K203のLP(DECCA/SXL6330)に収められていたが、セレナーデ&ディヴェルティメント全集、舞曲と行進曲集などがすべてCD化された中で、この曲だけがこれまでCD化されていなかった。
http://zauberfloete.at.webry.info/200807/article_12.html
http://zauberfloete.at.webry.info/200610/article_10.html
録音は1967年3月、ウィーン・ソフィエンザール。録音以来、実に47年を経たこの4月に超名演が復活する。

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