ノリントン=N響/ベートーヴェン:交響曲第5番

クラシック音楽館(NHK-Eテレ)は、N響コンサート 第1765回定期公演(2013年10月25日/NHKホール)。曲目等は下記の通り。
○ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番作品72
○ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37/ピアノ:ラルス・フォークト 
○ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67
まず「レオノーレ」、オケは比較的小さめの編成、特別変わった解釈もなく、ごく普通の演奏で拍子抜け。最後のプレストでは弦の人数を減らして弾かせていたが、あらためてスコアを見たところ、「due o tre」という指定があり、534小節目からトゥッティと書いてあるので、あれがスコア通りの演奏なのかも知れない(これまで知らなかった)。
ピアノ協奏曲はラルス・フォークトの登場。ピアノの鍵盤側が客席に向き、ノリントンが真ん中、弦楽器群も客席とは反対向きに指揮者を取り囲むような並び方。人数も8-8-6-4-4という小編成で、演奏も弱音重視で凝縮されたものだったように感じた。特に第二楽章終わりから終楽章の入りは絶妙なものだったと思う。ピアノ・オケともなかなか優れた演奏だった。なお、アンコールはブラームスのワルツ。
第5番は大人数で、特に木管はピッコロ、コントラファゴット以外に各4人ずつという完全倍管(ただし、弦楽器は第二楽章などで後ろの方のプルトを休ませてはいた)。テヌート主体で、随所に大胆なダイナミクスの変化を付けた独特の演奏。小節の最初を弱く入り急激にクレッシェンドするというやり方を頻繁に行っていたが、さすがにあまりやり過ぎるとワン・パターンになってくる・・・。とはいえ、ルーティンの何事も起こらないつまらない演奏に比べれば、次に何が起こるか分からないという意外性があり面白かった。
N響はゲスト・コンマスのエシュケナージ、2ndトップは大林、木管は甲斐、茂木、松本、宇賀神各氏(オーボエ、ファゴットはトップ以外はすべて女性)。

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