ザルツブルク音楽祭2013/歌劇「ドン・カルロ」

録画しておいたヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」をやっと観た。2013年8月16日にザルツブルグ祝祭大劇場で収録されたもの。アントニオ・パッパーノ=ウィーン・フィルによる演奏、声楽ソリストなどは下記の通り。
○フィリッポ二世(スペイン王):マッティ・サルミネン
○ドン・カルロ(スペインの王子):ヨナス・カウフマン
○ロドリーゴ(ポーサの侯爵):トマス・ハンプソン
○大審問官(90歳の盲人):エリック・ハーフヴァーソン
○修道士:ロバート・ロイド
○エリザベッタ:アニヤ・ハルテロス
○エボリ公女:エカテリーナ・セメンチュク
○テバルド(エリザベッタの小姓):マーリア・ツェレン
○レルマ伯爵/王の使者:バンジャマン・ベルネーム
○天の声:セン・グオ
○きこり:オレク・サヴラン
○ウィーン国立歌劇場合唱団
○管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
○指揮:アントニオ・パッパーノ
○美術:フェルディナント・ウェガーバウアー
○衣装:アンナ・マリア・ハインライヒ
○照明:ヨアヒム・バルト
○振付:リア・ツォラキ
○演出:ペーター・シュタイン

実は私はヴェルディのオペラについては全くの初心者で、恥ずかしながらこの「ドン・カルロ」も観るのはもちろん、聴くのも初めて。
とにかく、豪華なソリストたちに圧倒された。カウフマンはもちろん素晴らしく、ハルテロスも存在感があり優れた歌唱だった。が、私が最も感心したのがロドリーゴを歌ったハンプソン。歌はもちろん、表情/演技など卓越したものだったと思う。そしてサルミネンもさすがと言うか良い味を出していた。
演出も小細工はなく自然、簡素な舞台装置で好感が持てた。そして、パッパーノ、あまり指揮姿は映らなかったがかなり情熱的で熱い指揮ぶりだった。ウィーン・フィルの演奏は注意深く聴くと(テレビだとあまり音質まで耳が行かないが、今回は要所でボリュームを上げて聴いた)、さすがに精度が高く、ひじょうに優れた演奏をしていた。カメラはパッパーノしか映していなかったが、せめて第2幕のホルン四重奏、第4幕冒頭のチェロ・ソロだけは映して欲しかったと思う。
それにしても今回は全5幕版で4時間を超す長丁場。もちろん続けて観た訳ではなく、休憩を取りながら観たのだが、オペラというものは鑑賞するだけでもかなり体力が必要なものであるということをあらためて実感した。

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