WPh/2013年夏に亡くなられた元団員の方々

ウィーン・フィルHPに4名の元団員の方々の訃報が載っている。謹んでご冥福をお祈りしつつ、以下簡単に紹介したい。
http://www.wienerphilharmoniker.at/orchestra/philharmonic-journal/year/2013/blogitemid/1007/cid/5
●カミロ・エールベルガー(ファゴット奏者)
2013年6月12日ウィーンで逝去、92歳。1921年5月28日セント・ペルテン生まれ、同じくファゴット奏者の兄カール(1921~2001/1936~1974WPhに在籍)と共にウィーン音楽アカデミーで学ぶ。1945年12月ウィーン・フォルクスオパー管弦楽団に入団、10年後国立歌劇場管弦楽団に移り1957年1月からウィーン・フィルメンバー、1977年11月引退。
その後、ウィーン音楽アカデミーで教鞭をとり、ヴォルフガング・コブリッツ(WPh)や、ミヒャエル・ツォットル(フォルクスオパーO)などを育てた。さらに息子のラインハルト(Fg)、アレクサンダー(Ob)もWPh団員である。
一方、文学面においてもその特別な魅力を発揮した。彼のウィーンでの音楽生活、とりわけオーケストラを題材とした、陽気で黙考した詩の数々は、1972~1996年の間にウィーンの出版社から数冊の著作として刊行されている。

●ヴォルフガング・トムベック・シニア(ホルン奏者)
2013年6月14日ウィーンで逝去、81歳。1932年5月16日メドゥリング生まれ。ウィーン音楽アカデミーでゴットフリート(フォン・フライブルク)のクラスで学ぶ。
フォルクスオパーOなどを経て、1955年に国立歌劇場管弦楽団に入団、1962年5月からウィーン・フィル団員。1993年まで在籍。ウィンナ・ホルンによる音楽的なテクニカルでブリリアントな多くのソロによってWPhの伝統づくりに貢献した。
息子のヴォルフガング・ジュニアも1977年以来WPh団員であり、その子息(孫)であるヨハネスも2004年からWPhヴァイオリン奏者と、ヘルメスベルガー、シュミードル、バルトロメイらに続く、フィルハーモニカー3世代にわたるファミリーである。

●アルフレート・プラニャフスキー(コントラバス奏者)
2013年6月18日ウィーンで逝去、89歳。1924年1月22日ウィーン生まれ。1933~1938年ウィーン少年合唱団所属、1954年ウィーン交響楽団入団、その後国立歌劇場管弦楽団へ移籍、1957年9月よりウィーン・フィル団員、1989年9月まで在籍。「コントラバスの歴史」という著作(1970)もある。

●ホルスト・ハーイェク(クラリネット奏者)
長い闘病期間を経て2013年8月22日逝去、69歳。1944年5月30日生まれ、10歳からクラリネットを始め、ウィーンでルドルフ・イェッテルに学ぶ。1964年ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、1965年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団、1971年から首席奏者、1973年3月からウィーン・フィル首席奏者となり、2007年1月まで在籍。1966年~1986年アンサンブル・コントラプンクテに所属。
http://zauberfloete.at.webry.info/201107/article_16.html

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