ヘンデル/ハルヴォルセン:パッサカリア

昨日、某アマチュア・オケを聴きに行き、J.C.バッハ:ヴァオリンとチェロのための協奏交響曲などという滅多に演奏されることのない曲が聴けたのだが、そこでソロを務めたお二人(Vn:中島ゆみ子、Vc:エリック・ウィリアムス)がアンコールとして弾いたのがこの曲。
主題が少しずつ自由に、そして劇的に変奏され変容していくのだが、技巧をあまり前面に出すことなく内面で静かに高揚していく音楽づくりはひじょうに素晴らしいものだった。聴いていて曲の中に自然に、しかし激しく惹き込まれ、心に訴えかけてくる見事な演奏で、やはりナマの演奏でないとあそこまでの気迫は伝わらないと思う。久しぶりに音楽を聴いて感動した。
さて、この曲の原曲である、ヘンデル:クラヴィーア組曲第7番HWV432は私も知っていたのだが、
http://zauberfloete.at.webry.info/200708/article_2.html
この曲のことはまったく知らなかった。
ヨハン・ハルヴォルセン(1864~1935)はノルウェーの作曲家、ヴァイオリニスト(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団にも在籍)、指揮者で、3曲交響曲や2つのノルウェー狂詩曲、30曲以上の劇付随音楽作などを作曲したという。
1897年に作られたこの曲は元来、「ヴァイオリンとヴィオラのためのヘンデルの主題によるパッサカリアとサラバンド ト短調」というものらしい(編曲というよりは作曲されたと考えるべきだろう)。ヴィオラの代わりにチェロで演奏されることも少なくないようで、YouTubeで調べるとハイフェッツ&ピアティゴルスキーの演奏なども聴くことができた。

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