ミラノ・スカラ座/「ローエングリン」

録画しておいたプレミアム・シアターを観た。今回は、ミラノ・スカラ座 2012/13シーズン開幕公演ということでワーグナーの歌劇「ローエングリン」。2012年12月7日、ミラノ・スカラ座での収録とのこと。配役等は下記の通り。
○ドイツ国王ハインリヒ:ルネ・パーペ
○ローエングリン:ヨナス・カウフマン
○エルザ・フォン・ブラバント:アンネッテ・ダッシュ
○テルラムント:トマス・トマソン
○オルトルート:エヴェリン・ヘルリツィウス
○式部官:ジェリコ・ルチッチ ほか
○合唱:ミラノ・スカラ座合唱団
○合唱指揮:ブルーノ・カゾーニ
○管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
○指揮:ダニエル・バレンボイム
○美術・衣装:クリスティアン・シュミット
○照明:オラフ・ウィンター
○演出:クラウス・グート
エルザを歌ったアンネッテ・ダッシュは、当初予定されていたハルテロスの代役とのことで直前にミラノ入りしたとのこと。この役はバイロイトでも歌っており、陰影がないとの評も一部あるようではあるが、演技ともども素晴らしい歌唱が聴けた。テルムラントとオルトルートを歌った二人は、見事に悪役を演じ切っており主役をひき立てていた。そしてカウフマン。評判通り、歌唱、演技、容姿どれをとっても見事なローエングリンだったと思う。日本公演で聴けなかったのが残念。
http://zauberfloete.at.webry.info/201109/article_24.html
演出は、最近のバイロイトのものよりは普通ではあったが、ローエングリンが異次元からワープしてきたかのような登場の仕方や第二幕冒頭のローエングリンの不可解な様子など、やや?のところが少なからずあった。第三幕の水辺の舞台も白鳥が出てくる訳でもなく、あまり必然性は感じられなかった。
ミラノ・スカラ座オケは、第一幕の前奏曲から危なげない演奏で、金管の強奏でも乱れることなく安心して聴くことができた。第三幕前奏曲の間、楽員が映っていたがロータリーのトランペットを使っていたのは意外。特にこの曲でのバレンボイムの指揮は力が入っていた。
そしてカーテンコールも一通り終わってから演奏されたのが「イタリアの兄弟たち(イタリア国歌)」。ステージ上の合唱団はもちろん、カウフマンも歌っていた。サッカーの試合であればともかく、オペラの後にも国歌とはイタリアらしい・・・。

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