エクサン・プロヴァンス音楽祭2012/モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」

録画しておいた「フィガロ」をやっと観た(プレミアムシアター NHK-BSプレミアム8/12深夜放送)。2012年7月12日エクサン・プロヴァンス音楽祭2012、大司教館中庭での収録。出演は下記の通り。
○アルマヴィーヴァ伯爵:パウロ・ショット
○伯爵夫人:マリン・ビストレム
○フィガロ:カイル・ケテルセン
○スザンナ(フィガロの婚約者):パトリシア・プティボン
○ケルビーノ(伯爵の小姓):ケイト・リンジー
○マルチェルリーナ(小間使いがしら):アンナ・マリア・パンザレラ
○ドン・バジリオ(音楽教師):ジョン・グレイアム・ホール
○ドン・クルチオ(裁判官):エマヌエーレ・ジャンニーノ
○バルトロ(医者):マリオ・ルーペリ
○アントニオ(庭師):ルネ・シレール
○バルバリーナ(庭師の娘):マリ・エリクスメン

○管弦楽:ル・セルクル・ドゥ・ラルモニ
○合唱:レザール・フロリサン
○指揮:ジェレミー・ロレール
○美術:シャンタル・トマ
○衣装:アクセル・アウスト
○照明:ドミニク・ボリーニ
○演出:リシャール・ブリュネル

オフィスのような現代風の部屋、スーツ&ネクタイなどの服装など、無理があり違和感のある設定/演出ではあったが、プティボンのスザンナが飛び抜けて素晴らしかった。そして、フィガロ、伯爵、伯爵夫人などの歌手陣も水準以上でなかなか楽しめた。やはりモーツァルトの音楽によるところが大きいのだろう。オケは古楽器を使用した小編成のもので、やや欲求不満ではあったがそれなりの好演だったと思う。
フィガロを歌ったケテルセンという人はきっちり歌ってはいたが、フィガロよりはドン・ジョヴァンニ(もしくはレポレッロ)に向いているような感じを受けた。ケイト・リンジーという人も初めて見たが、今回はあまりにも少年役に徹しきっていたため、実際のところどうなのかちょっと判断できなかったが、ケルビーノとしてはやや淡白すぎたという印象。
なお、「レコード芸術」最新号の海外最新レポートにおいても、「リシャール・ブリュネルの演出は独自性を示すには至らず、聴衆が別の衣装のもとで見慣れている舞台を超える何かを見せることはできなかった」と書かれている。

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