レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」/ウィーン・フォルクスオパー来日公演

録画しておいたプレミアムシアター(NHK-BSプレミアム)、ウィーン・フォルクスオパー日本公演を観た。演目はレハール:「メリー・ウィドウ」、配役は下記の通り。
ミルコ・ツェータ男爵:クルト・シュライプマイヤー
ヴァランシエンヌ:ユリア・コッチー
ハンナ・グラヴァリ:アンネッテ・ダッシュ
ダニロ・ダニロヴィチ伯爵:ダニエル・シュムッツハルト
カミーユ・ド・ロシヨン:メルツァード・モンタゼーリ
カスカーダ子爵:ミヒャエル・ハヴリチェク
ラウル・ド・サン・ブリオッシュ:カール・ミヒャエル・エブナー
ボグダノヴィチ:ヨアヒム・モーザー
シルヴィアーヌ:リディア・ペスキ
クロモフ:マルティン・ヴィンクラー
オルガ:ベアーテ・リッター
プリチッチ:フランツ・ズーラーダ
プラスコヴィア:アレクサンドラ・クルーゼ
ニェグシュ:ロベルト・マイヤー ほか
演奏:ウィーン・フォルクスオパー管弦楽団、ウィーン・フォルクスオパー合唱団
指揮:エンリコ・ドヴィコ
バレエ:ウィーン国立バレエ団
台本:ヴィクトール・レオン、レオ・シュタイン
演出・美術:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
演出補:エンリコ・デ・フェオ
衣装:ダグマール・ニーフィント
振付:レナート・ツァネラ
合唱指導:トーマス・ベトヒャー
字幕:岩下久美子
収録:2012年5月24、26日 東京文化会館

ウィーン・フォルクスオパーという優れた歌劇場の引越公演のせいもあろうが、オペレッタというものは本当に楽しく、最高のエンターティンメントであるということを実感した。歌はもちろん素晴らしいのだが、踊り、特に終盤での盛り上がりはすごいものだった。そして、全編が親しみやすくわかりやすい。ストーリーは単純明快、音楽も美しくシンプルで覚えやすいものばかりで、あの有名なワルツのメロディが要所で効果的に使われる・・・。
とにかく、ハンナ役のアネッテ・ダッシュは群を抜いて素晴らしく、圧倒的な存在感があった。ゆとり(貫録?)すら感じさせる歌と演技、ダニロ役のダニエル・シュムッツハルト(実の夫婦とのこと)もすっかり言いなり(?)になっていた。そして、ヴァランシエンヌ役のユリア・コッチーも歌と踊りに大活躍だった。
特記すべきはニェグシュ役のロベルト・マイヤー。この人、フォルクスオーパーの総監督なのだが、オーストリア政府から「宮廷俳優」の称号を授与されている舞台俳優で、1974年以来33年間に渡ってウィーン・ブルク劇場で活躍している人だという(「こうもり」のフロッシュ役が十八番とのこと)。今回も随所で見事な演技が光っていた。そして、終演後のアンコールでは指揮台に立ち、見事な指揮姿を見せてくれた。

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