「メリー・ウィドウ」

「プレミアムシアター」での全曲放送予定(7/29深夜)をずっと楽しみにしていたところ、「ららら♪クラシック」で先にハイライトが放送されることとなった。幸田浩子さんの話や来日公演舞台裏の様子なども紹介されており、興味深い内容だった。「メリー・ウィドウ」というオペレッタは、私にとって「こうもり」とオッフェンバックのいくつかの作品と並ぶ、数少ない聴き馴染んだ作品なのだが、実演はもちろん観たことはなく、映像で観るのも実は今回が初めて。フォルクスオパーの引越公演だけあって、さすがに水準の高い舞台を見せてくれた。特にハンナ役のアネッテ・ダッシュは素晴らしかったと思う。
私がこれまで聴いてきた「メリー・ウィドウ」は、カラヤン=ベルリン・フィル盤(DG/1972)。ダニロをルネ・コロ、ハンナをエリザベス・ハーウッド、ヴァランシエンヌをテレサ・ストラータスが歌っている。保守的な(?)ドイツ・グラモフォン・レーベルが初めて発売したオペレッタのレコードであるという(クライバーの「こうもり」はこれより後)。カラヤンによる「メリー・ウィドウ」は実演の記録もなく録音もこの演奏しか残されていないが、通俗的と言われるこのオペレッタを、カラヤンは楽しさを失うことなく極めて洗練された響きで音楽的に演奏している。数年前にエソテリックから発売されたSuper Audio CDハイブリッド盤はそれまで発売されていたCDの音質を超え、黄金時代のベルリン・フィルの豊麗な響きを余すところなく見事に再現している。私にとってかけがえのない演奏である。

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この記事へのコメント

村石太♪&コピーマン
2013年01月14日 20:21
こないだ NHKナゴヤ ニュー イヤーコンサート2013をテレビで見て 春の声だったかなぁ。 スゴイナァと思いました。マリア・カラスを 少し 思い出しました。幸田浩子 で プログ検索中です。
今 動画(YT)で 幸田浩子 Rachmaninoff,vocalise カリヨンを聞いています。最高ですね。音楽同好会(名前検討中

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