グラーツ→ウィーン

画像

グラーツは、ウィーンの南西約160km、オーストリア第2の都市で人口は約25万人、シュタイアーマルク州の州都。グラーツというと、私にとってはカール・ベーム、ヴェルナー・トリップが生まれた街くらいのイメージしか持っていなかったのだが、観光的にはシュワルツェネッガーの生地として有名なようである。
旅行四日目は朝から市内観光。バスを下車してムーア川にかかるハウプト橋を渡り、市庁舎前から旧市街を歩くが、この日は曇りで気温は低く、今回の旅行で最も寒かった。足先は冷たく、マフラーはもちろん手袋をして、カイロをポケットに入れ、帽子をかぶってもまだ凍えそうだった・・・。現地ガイドさんにあちこち案内してもらい王宮周辺を一回りしてまた市庁舎前に戻る。
一旦解散となったため、有名な時計塔があるシュロスベルクに登ってみる。岩山の中のエレベーターで一気に上に着いた、と思ったらまだ先があり、きつい坂道をさらに徒歩で頂上まで登るとグラーツの街が一望できる。
画像

バスで中央駅まで戻り、そこからオーストリア連邦鉄道(ÖBB, Österreichische Bundesbahnen)のIC(InterCity)に乗車。途中、ミュルツツーシュラーク (Muerzzuschlag)駅からグロッグニッツ(Gloggnitz)駅までの約40kmの区間(高低差460m)が、初めてアルプスを越え、世界遺産にも登録されているゼメリンク鉄道路線。
最初のトンネルを抜けるといきなり周囲は銀世界、とはいえ積雪がある訳ではなく、木々が真っ白になっているのは樹氷・・・。白くなった山々は美しかったが、霧がひじょうに濃いために視界は悪く、せっかくの景色もかなりくすんで見えた。さらに、有名な高架橋や石橋も、実際にそこを走る列車に乗っていると大きなカーブがない限りほとんど見ることはできず、全般的にやや期待外れの景観ではあった。
約二時間半かかって、ウィーン(ヴィーン マイドリンク駅)に到着する。
画像


ホテルで夕食後、ツアーに組込まれているクラシック・コンサートなるものに出かける。会場は市内のPalais Auerspergという宮殿(椅子が並べられているだけで400席前後だろうか)。
Wiener Residenzorchester という楽団(コンマス/指揮,Vn3,Vla1,Vc1,Cb1,Pf1,Fl1,Ob1,Cl1)による演奏で、前半はモーツァルト(「フィガロ」、アイネ・クライネ、「ドン・ジョヴァンニ」などの序曲、アリアの抜粋/短縮版など)、後半はシュトラウス(「ジプシー男爵」序曲、皇帝円舞曲などワルツ、「こうもり」からアリア、ラデツキー他の短縮版)。曲によってソプラノ、バリトン、さらには二人のバレエも加わる。もう完全に初心者/観光客向けのデイリー・コンサートであり、演奏/編曲もかなり雑(?)なもの。それでもウィンナ・オーボエを吹いていた若い女性は比較的優れていた。
休憩時にはシャンパンなども無料提供されるが、約一時間半のコンサートでひじょうに疲れた。後でネットで調べてみたところ、料金は39~54ユーロとかなり高額。もちろん団体割引でもっと安くなってはいるのだろうが、私にとっては美術館などの方が嬉しかった。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック