シャンドール・ヴェーグ/モーツァルト:セレナーデ&ディヴェルティメント集

10枚組のセットが安かったので思わず購入してしまった(CAPRICCIO/1986~1999)。
http://zauberfloete.at.webry.info/201007/article_11.html
このうち4枚は既に所有しているのだが、残りの曲を個別には買うことはおそらくもうできないと思う・・。休日の午前中から聴き始めたのだが、他のCDも聴いたりしていたため、結局3枚しか聴き終わらなかった。
私が持っていなかったK334、アイネクライネ、セレナータ・ノットゥルノなど。録音も美しく、どれも期待通りの名演だった。
ヴェーグの創りだす音楽は、メリハリのある楷書的なもので、全般的にはオーソドックスなもの。ダイナミクス、テンポ、アーティキュレーション、表情の付け方/歌い方など、「なるほど、このようなやり方があったのか」と思わせるほど、緻密に考え抜かれた演出となっている。通常、ここまでやると小細工が過ぎて(?)鬱陶しく感じられることも少なくないのだが、ヴェーグの場合、そのようなことは全くなく、音楽は自然に流れて行く。
以前、私が大いに共感したのはK609のコントルダンス。
http://zauberfloete.at.webry.info/200804/article_14.html
あのような小品においても、主張のある演奏ができること自体凄いことと思う。今回初めて聴いた「アダージョとフーガ K546」も、かつて聴いたことのない新鮮な響きで素晴らしかった。
このセットに「ポストホルン」が含まれていないのは返す返すも残念だが、まだ聴いていないK203,K250,K287などはどのような演奏を聴かせてくれるのかひじょうに楽しみである。
あと、このセットで普通でなかったのはディスクの包装の仕方。ボックスの中に10枚がそれぞれ袋に入っているのだが、一枚単位に紙袋が糊づけ(封印)されている。ハサミで開封してしまえば簡単だったのだが、一枚一枚ペーパーナイフで糊を少しずつ剥がしたりしていたので、それだけでかなりの時間を費やしてしまった・・。

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