スコラ 坂本龍一 音楽の学校「ジャズ編」

「バッハ」の次が「ジャズ」というところがおもしろい。
先週の第一回ではいきなり山下洋輔の「スワニー河」、有無を言わさぬさすがという演奏だった。そして大谷能生という人の、ブルース、ラグタイム、ニューオリンズのマーチングバンドが融合してジャズに発展していったという解説は大変わかりやすかったと思う。
さらに、ブルーノート、コール&レスポンスというジャズの基本についての分かりやすい解説に加え、学生たちとの実演、田中邦和たちとのセッションとなかなか楽しい内容だった。
そして、第二回。ベニー・グッドマン、デュークエリントンらが活躍した「スィング・ジャズ」にスポットをあて、ビッグバンドの魅力に迫るという企画。
国立音大のビッグバンドは技術的にも優れており見事な演奏だった。次に各パートに分けた演奏があり、その時一緒に楽譜も表示されていたが、耳で聴いている以上にかなり難しそうであることを実感した。

ビッグバンドといえば一枚だけCDを持っていたことを思い出し、久しぶりに聴いてみた。
「ベニー・グッドマンへのオマージュ」というディスク(EMI/1997)で、演奏しているのは何とインゴ・メッツマッハー指揮バンベルク・シンフォニー・ビッグバンド。元々このディスクはコープランド、ストラヴィンスキー、マルコム・アーノルドらのクラリネット協奏曲(ここではバンベルク交響楽団)がメインであり、その余白にこのビッグバンドの演奏が収められていた。ソロはザビーネ・マイヤーとヴォルフガング・マイヤーの兄妹。
ヨーロッパのクラシック管楽器奏者それもドイツ管クラリネットのソロで聴くビッグバンドは、ジャズの聴き手からすると初めて聴くまろやかな音色と思うが、これはこれでひじょうに音楽的で見事な演奏と言えると思う。
それにしても、ビッグバンドの方のサックスはクラリネット奏者が吹いているのか、そしてトランペットはロータリーで吹いているのかなどなど興味は尽きない。

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