「素顔のカラヤン~二十年後の再会~」

眞鍋圭子著(幻冬舎新書/2009.7.30)、今日店頭に並んだばかりの新刊。
眞鍋さんは元々音楽ジャーナリストで、ベームやサヴァリッシュに関する著書/訳書もあり、その後サントリーホールのプロデューサとしてオペラ、ウィーン・フィル演奏会等の企画を手掛けていらっしゃる方。そして、私の大学&大学オケの先輩でもあり、私が現役時代のドイツへの演奏旅行の際にも大変お世話になった方である。
さて、この本、私にとって「証言・フルトヴェングラーかカラヤンか」川口マーン惠美著(新潮選書/2008)
http://zauberfloete.at.webry.info/200810/article_18.html
以来のエキサイティングな本だった。語る人は一人でも、その人が実際に体験した事実にはやはり説得力がある。
1970年代のベルリン留学に始まり、カラヤンへの初のインタビュー、1977年の大阪国際フェスティバル、1979年の来日公演、1981年の「カラヤン・ポートレート(テレビ番組)」制作、来日公演、そして後半はサントリーホール誕生秘話が大きなテーマ、1982年大阪公演、1986年のサントリーホール オープニング時のキャンセル、1988年の最後の来日公演、そして、翌年アニーフの自宅で亡くなるまで。
通訳兼秘書としてカラヤンから絶大な信頼を得た著者が語る「素顔のカラヤン」。ここに書かれている数多くのエピソードを読むとあらためて人間カラヤンの姿が見えてくる。カラヤン・ファンはもちろん、そうでない人にもぜひ読んでいただきたいと思う。

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