最近読んだ本

相変わらず支離滅裂で何でもありの世界だが、とりあえず最近読んだ本。
●「日本人の知らない日本語」蛇蔵&海野凪子著(メディアファクトリー/2009.2)
外国人に日本語を教える著者の体験談をプロのイラストレータが漫画にした抱腹絶倒、無茶苦茶面白い一冊。ただ面白いだけでなく、ためになる知識、異なった角度から物事を見るヒント、切り口などが満載で、短時間で読めるし絶対のお薦め。日本語に興味ある人はもちろん、そうでない人でも抵抗なく読めると思う。
●「幸田文しつけ帖」青木玉編(平凡社/2009.2)
幸田文が遺した随筆から、三つのテーマに分けて選ばれた選集の第1冊目。祖父である幸田露伴にとっては「普通の」ことであったかも知れないが、今の時代からみるとかなりの要求(必要)水準であったことがわかる。もちろん、暮らしの知恵として身につけているに越したことはないのだが・・。それほど古い文章ではないにもかかわらず、脚注がないと読めない言葉が少なくないことにあらためて驚いた。なお、美しい装丁は見事なもの。
●「ブラザー・サン シスター・ムーン」 恩田 陸著(河出書房新社/2009.1)
高校時代に出会った3人が、小説、音楽、映画のそれぞれの道に進み、過去をふりかえるという大人の青春小説(?)。ドラマチックでもなく淡々と話は進むが、逆に抵抗もなくすんなり読める。個人的には第二章の戸崎衛とそのジャズ仲間の描写が最も印象的ではあった。
●「人間の覚悟」五木寛之著(新潮新書/2008.11)
五木氏の一連の生き方(?)シリーズ。「覚悟」とはあきらめることであり、「明らかに究める」ことであり、希望でも、絶望でもなく、事実を真正面から受け止めることであるという。また、「人は生きているだけで偉大であり、すごいことをしている」という言葉に代表されるように、人生に対してありのままに受け止め、謙虚に向き合い、感謝しながら生きていくことが肝要と強調される。→普段の生き方を反省するという意味で何回か読み返したい。
●「西太后の不老術」宮原桂著(新潮選書/2009.3)
著者は薬剤師/漢方医。西太后や歴代皇帝の宮中カルテを分析した漢方的アンチエイジングが紹介されている。
西太后は毎日美食を続け、かつストレスに悩まされながら、写真や侍女などの記録からは、74歳で死ぬまで痩身・美肌を保ち、頭脳も明晰だったということがわかる。彼女の長寿と精力的な活動を支えたのが漢方だったという。
漢方についてあらためて考えさせられた。また機会があったら試してみたいと思う。
●「消せない告白~おいしいコーヒーのいれ方 Second SeasonⅢ~」村山由佳著(集英社/2009.5)
「おいしいコーヒーのいれ方」最新刊。イラストレーターが今回から代わっている。
元々、私のようなおじさんがターゲットではなく、また私の年代で愛読している人はほとんどいないとは思うが、成り行き上ずっと読み続けている。「ダブルファンタジー」も新境地を拓いた作品だったと思うが、個人的にはやはり村山由佳の本領はこのような作品だと思う。

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