オーディオ・チェックCD

AUDIO BASICという本を立ち読みしていたら、付録にオリジナル・オーディオ・チェックCDというのがついており、ワリと面白そうな内容だったのでつい買ってしまった。下記のような内容のCD。
Part1 基本編:接続、定位、重低音、音場感チェック
Part2 自然音・環境音:中国巨大SL、ジェット機、アメ横のにぎわい、除夜鐘楼、奄美の自然音
Part3 音楽ライブラリー:ガムラン、琵琶、マリンバ、ベース、金管五重奏などさまざまなソースによる楽曲の抜粋

まず、Part1での聴きどころはオルガンのペダル音階。65Hzのドから始まって、一オクターヴ下(5弦コントラバスの最低音)のド(32Hz)までをモノラルで収録したもの。後処理で同じ音量(-10dB)に揃えてあるとのことだったが、私のTurnberryでは44Hz(ファ)あたりから下はなかなか苦しい再生だった。
また、同じオルガンのソース(バッハ)を礼拝堂の中の異なる4箇所で録音したものもあり、座席による聴こえ方の違いはなかなか興味深いものだった。ソースがオルガンではなくて弦楽合奏であればもっと明瞭に差が出たと思うのだが・・。
そして私が最も期待していたのはPart2の自然音。
以前、LP時代には両面とも南の島の波音のみを収録したレコードを持っていたが、CD時代で印象的なのはグローフェのグランドキャニオンに併せて収録されていた雷鳴。TELARCによる優れた録音だった。
ここでの奄美の自然音(波音、水の流れ、森の調べ)もそれなりに雰囲気のある優れたものだったが、群を抜いて圧巻だったのはジェット機。羽田空港を向かいに臨む城南島で録音されたもので、大地を揺るがすようなすごい重低音に始まり、スピーカーに向かって右奥後方から徐々に上昇し頭の真上から左スピーカー手前上方に飛んでいくジェット機の爆音がすごいリアリティを伴って収録されている。2チャンネルでここまで左右、奥行き、上下の広がりを再現できるのは凄いと思った。

ところでこの雑誌、パラパラ見ていると往年のFMfanを連想させるものがあり、念のため出版社を確認してみると何と共同通信社。デザイナーはもちろん違うと思うのだが、何となくテイストが継承されているというのも不思議な気がした。

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