SHM-CDサンプラー

昔、CDが初めて発売された頃、PHILIPSから同じ音源(たしかオペラの合唱曲集だったか)のCDとLPがセットで発売されたことがあった。同じ音源とはいえ、従来のレコードとコンパクト・ディスクではこうも音が違うのかと驚いた記憶がある。とはいえ、LPは当時では理想的な装置(カートリッジはMC-20ほか)、CDは発売されたばかりのヤマハの入門機種ではあまり勝負にもならないと今となっては思う。
そして、今話題のSHM-CD、私は未だメンデルスゾーンとシベリウスの交響曲集しか持っておらず、漠然とその良さを感じてはいる状態。
http://zauberfloete.at.webry.info/200803/article_7.html
今回、1000円で従来盤とSHM-CD盤のセットがサンプラーとして発売されたので早速購入した。
ヴァルキューレの騎行、モーツァルト:レクイエム、マーラー:第5アダージェット、カルミナ・ブラーナなど11種類の音源(DG、DECCA)が収録されている。
とりあえず、小澤=WPhの「ラデツキー」とカラヤン=BPOの「ティル・オイレンシュピーゲル」(デジタル録音の方)を比較試聴してみた。一応メインシステム、通電後一時間半あまり、昼間、締め切った部屋でエアコン使用というコンディション。
結果は「??・・・」。気分的にSHM-CDの方が少しは良いか、という程度で有意な差はほとんど認められなかった。後日、ラジカセ+ヘッドフォンで同じ小澤の演奏とモーツァルト:レクイエム/ラクリモーザ(ベーム=WPh)を聴いてみたが、レクイエムで若干のクリアさが認められた程度。
私自身、オーディオ的な耳(違いを聞き分ける)はそれほど悪くはないと思っているのだが、ちょっと今回の結果は意外だった。まあ、もともと同じ音源なのだからゴールドCDだろうがSHM-CDだろうが大化けする訳はない。
あと、ある程度以上の水準の装置でないとその良さが発揮されないのかも知れないし、最大の問題はやはりSN比で、昼間にエアコンなどつけていてはその違いが聴き取れないのだとも思う。やはりもっと涼しくなってからエアコンなし、夜間、という、よりコンディションが良いときにもう一度比較試聴をしてみたい。

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