ヒラリー・ハーン

ヒラリー・ハーンのデビュー(バッハの無伴奏:SONY/1996)は衝撃的だった。
10代の若さであの完璧なバッハを弾く少女は、天才を超えていると思わせたことは事実で、無伴奏全曲は未だに完結していないが、彼女の演奏は私にとって最も大切なバッハとなっている。
その後、ハーンはさまざまな協奏曲に取組むことになるが、指揮者・オケはほぼ毎回異なり、一貫性に欠けるというか、協奏曲の場合ソリストだけでなくオケも重要な要素と考える私にとっては、やや欲求不満なディスクが続いている。これまでリリースされた録音は下記の通り。
○ベートーヴェン&バーンシュタイン/ジンマン=ボルティモアSO(SONY/1998)
○バーバー/エドガー・メイヤー/ ヒュー・ウルフ=セント・ポール室内O(SONY/1999)
○ブラームス&ストラヴィンスキー/マリナーアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(SONY/2001)
○メンデルスゾーン&ショスタコヴィッチ/ヒュー・ウルフ=オスロ・フィルハーモニーO/ヤノフスキ=オスロ・フィルハーモニーO(SONY/2002)
○バッハ/カヘイン= ロサンゼルス室内O(DG/2002・2003)
○エルガー&ヴォーン・ウィリアムス/ディヴィス=ロンドンSO(DG/2003)
○パガニーニ&シュポア/大植英次=スウェーデン放送響(DG/2006)
どの演奏も、概してハーンのヴァイオリンは素晴らしいもののオケがもう一歩の演奏ばかり。ブラームスやベートーヴェンはやはりドイツのオケで聴きたいと思うのはないものねだりなのか・・。アバド=ベルリン・フィルが来日した時、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴き逃したことは今になっても悔やまれる。
そして、近々発売される予定の、
シベリウス&シェーンベルク/サロネン=スウェーデン放送響(DG/2007)、
どのような演奏になるのか今から期待が高まっている。

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この記事へのコメント

cherubino
2018年09月18日 23:22
こんばんは。自分のブログにも書こう、書こうと思っていて、結局忘れていました。ヒラリー・ハーンの無伴奏完結編、ついに来月発売ですね(デッカ)。今年の年末には、東京オペラシティで、2日間にわたり全曲演奏会もあるようです。さて、どんな演奏になっているか、楽しみです。

この記事へのトラックバック

  • ヒラリー・ハーン/バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ

    Excerpt: ヒラリー・ハーンが弾くバッハ:無伴奏ソナタ&パルティータの続編がDECCAからリリースされた。曲目等は下記の通り。 ○J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV1001.. Weblog: Zauberfloete 通信 racked: 2018-11-07 22:30