オスカル・メリカント

先日の新日曜美術館(ムンク特集)の時にBGMとして流されていた印象的な曲について、NHKに問い合わせた結果、メリカントという作曲家による「スケルツォ」という曲だったことがわかり、早速CDをオーダーしたところ入荷の通知があったので受け取ってきた。
http://zauberfloete.at.webry.info/200711/article_23.html
曲自体は2分ほどの小品で舘野泉が弾いている。
ショパンのワルツをもっと単純化し、さらにロマンチックにしたような曲で、あまりにも甘く感傷的・・、学術的なクラシック派からは敬遠されそうな雰囲気ではあるが、何とも心に沁みるメロディで、もう私にとって忘れられない曲になってしまった。
オスカル・メリカント(Oskar Merikanto:1868/8/5~ 1924/2/17)はフィンランドの作曲家・音楽教師。両親はともにスウェーデン人。音楽家として多芸多才で有名であり、ピアニストやオルガニスト、指揮者としてフィンランド中で自作を演奏、その平易な書法と親しみやすい旋律によって、生前フィンランドではシベリウスを上回る人気があったという。
現在でも、フィンランドで最も広く大衆的な人気を得ている作曲家は、シベリウスではなくオスカル・メリカントだとさえ言われているようだ。シベリウスの音楽がコンサートホールで鳴り響くフィンランド音楽の代表であるのに対し、メリカントは家庭のピアノで奏でられ、歌われる、民衆の音楽の代表とのことである。
今回、私が購入したCDは、THE BEAUTIFUL NORDIC SOUNDS~この地、北の星の下で~というアルバム(FINLANDIA)。メリカントのピアノ曲の他、シベリウスを除けば、ライディオ、トルンヴァル、メラルティン、バルムグレン、ミエルクなどという私が初めて聴く作曲家の作品(ピアノ独奏、ヴァイオリンとピアノ、チェロとピアノなど)が収められている。それぞれ聴きやすく親しみやすい曲ばかりだったが、シベリウスの曲を別とすれば、やはりこのメリカントの作品が中でも傑出していると思う。舘野泉によるメリカントの曲ばかりを集めたCDもあるようなので、次はこれを入手したい。

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